待ち変えを意識せよ【麻雀】★★
テンパイ=ゴールにあらず
牌図①の手牌で6mが出た際に↓
牌図①
6mをチーして、カン4m待ちから47m待ちに変えること。
このようにテンパイから他の待ちへ待ちを変えることを「待ち変え」とよぶ。
今からいくつかの例を挙げていくが、待ち変えが上手になるコツはただ1つである。
そのコツをもったいぶらずに言うと、
「テンパイしたら待ち変えがないか必ず確認する」
これを習慣化すること。
セットで「カン材が出たらどうするか」も考えておくとなお良い。
先日の記事でお伝えした法則
「最後の字牌を切る時には安牌を確認する」
と同様に、トリガーが明確だから習慣化しやすい。
すでに習慣化している人からしたら当たり前のことだが(テンパイしたら後はアガリ牌が出るのを待つだけだぜ…)などと考え、意外とできていない人が多い。
歌舞伎町の雀ゴロたちは待ち変えに対する瞬発力が異常に高い。
歌舞伎町にある多くの東風戦のお店は「発声優先」であることが多く、牌が河に触れた瞬間に「チー」の発声をしないと他の人に持っていかれてしまう。
(触れる前にチーする「空中チー」という技も)
だから彼らはどこが出たら鳴くか、大明槓するか、待ち変えするか…ということを常に考えている。
一瞬でも遅れたら出し抜かれてしまう弱肉強食のジャングルに身をおいているからだ。
あなたもテンパイしたからといって、自動アガリボタンを押している場合ではない。あらゆる可能性を考えておかないと…
6mチーはできても、この5mが出た時に反応できないのではないか。
ネット麻雀では止まってくれるが、リアル麻雀では考えていないと声が出ない。
この5mはポンする。
待ちの枚数が4枚→5枚に増えることよりも、心理的に58mが盲点になることが大きい。
マンズ・ピンズと晒したらソウズの待ちの可能性が高い、と考えるのが一般的。
今回の例は字牌とマンズだが、5mポン→打3mとした人が58mで待っているとは、まず考えない。
この手牌は6mチー5mポンの他にも、8pポンもすべき。
あとはマンズが高く、8p(8p周りの変化)に期待ができるのであれば、8mチー→打3mも考慮に入るだろう。
これらの全ての待ち変えを「4mが出たらロンという」という準備とは別に考えておかないといけないのだ。
続いて相手の動向→何をツモったら何を切るかという順番に考えていく。
この順番を見ての通り、待ち変えを考える優先順位は高い。
出てから考えては間に合わないからだ。
難しいツモは止まって考えることができる。
待ち変えは習慣化が9割である。
自己啓発本のタイトルになりそう。
では、以下にどんな待ち変えがあるのかを見ていこう。
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愚形→タンキは積極的に
さきほどの牌図①のカン4mにも言えることだが、カンチャン・ペンチャンでテンパイしている時にアタマをポンできるのであれば積極的にポンすべきである。
牌図②
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