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チートイの待ち取り【麻雀】★★★

あなたは5巡目にチートイをテンパイしました。↓

牌図①

画像1

白は生牌。
発は1枚切れとする。

さて、あなたはどっちに受ける?





ZEROの選択 生牌の白を切ってリーチ

私は昭和の時代にこう教わった。

1段目は生牌で待て
2段目は1枚切れで待て
3段目は地獄(2枚切れ)で待て

と。だから牌図①のような手牌でも、長い間私は1枚切れの牌を切り生牌で待ってリーチしていたのだ。

しかしデータによってそれが間違いだということが分かった。

チートイ待ち牌ランキング
とりあえず麻雀研究始めてみました nisi5028

によると、5巡目リーチの局収支は…

生牌字牌   3237.59点
1枚切れ字牌 3524.607点

となっていて、1枚切れの方が300点ほど高いことが分かる。
たしかに体感でも1枚切れのほうが警戒が薄く出やすい気がする。

ポンされなかった、という事実が大きい。
(天鳳の場合、特に)
山に2枚残っている、もしくは他家の手牌に1枚残っている確率が高くなるのだ。
仮に対子だったとしても早いリーチに対子落とししてくれる可能性もある。

生牌の場合は対子だろうと孤立していようと、半端な手牌では切りづらい。巡目が進むほどその傾向は高まる。

なお地獄待ちは2742点とさらに低い。


おいおい先人たちが教えてくれたのは嘘だったのか、と。

中盤・終盤についても調べてみた。

2段目(10巡目)の場合は…

生牌字牌   2460.092点
1枚切れ字牌 2877.258点  

さらに差が開いた。
1枚切れ字牌、恐るべしである。

なお地獄は2133.921なので、まだ生牌の方がアガりやすい。
では3段目(14巡目)を見てみよう。

生牌字牌   1553.588点
1枚切れ字牌 2020.609点
2枚切れ字牌 1576.441点

えーー!
1枚切れ字牌強すぎへんか。
俺3段目の地獄待ち好きだったんだけど、その度に損してたのかー!

地獄は生牌を逆転しているけど、差は小さい。

まとめると…

・字牌同士の比較なら何巡目でも1枚切れに受けるべし
・生牌と地獄(2枚切れ)は、終盤だけ地獄が有効になってくるが、それ以外は生牌に受けろ

となる。

このようにnisiさんのランキング表を使って、いくつかチートイの待ち取り問題を作ってみた。
(記事作成にあたり、nisiさんにサポートを払っております)
一度頭に叩き込んでしまえば以降ずっと選択を間違えないで済むので、頑張って覚えていこうではないか。

さもないと私のように「放銃したときの驚いた顔を見たいから」という陰湿な理由で地獄待ちを選び、延々と損していくことになってしまうだろう。

赤タンキか生牌字牌か

牌図②

画像2

(白は生牌・5sも生牌だが自分の捨て牌で両無筋)

赤5sと白のどっちに受ける?
私もデータを見る前に感覚で答えてみる。↓

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