カン材の調理法【麻雀】★★
本日はカン材について。
1人の人が4枚目の牌をツモってくるって、ちょっとした異常事態である。
カンするかどうかの判断は、1半荘で1回もおとずれないので、軽くパニックになる人がいるのではないだろうか。
また、ひとくちに4枚目の牌と言っても、手に組み込みやすい中張牌なのか、字牌なのか、仕掛けているのか、…などで処理方法が変わってくる。
今回はそんな4枚目の牌をテーマに書いていこうと思う。
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字牌・端牌
今回は「仕掛け時、字牌・端牌」のカン材をメインに解説していく。
初歩的な話からマニアックな話まで、レベルは様々だ。
字牌や端牌をカンするかどうかの基準は、非常に明快である。
「自分がアガれそうかどうか」
この一点につきる。
読者さんの牌譜より。
酷い有様だが、トイトイダッシュがうまくいかなったのだろう。
ここまで明確にアガれそうにないと、さすがにカンしてはいけない。
カンというのは
①1ツモ(リンシャン)増やせる
②符が増える
③ドラが増える
と、メリットが満載だが、最後の「③ドラが増える」だけは全員にも共通して言えることであり、ましてや門前の相手に裏ドラまで与えることになる。
とはいえ①②は自分だけのメリットだし、③のドラは乗るかどうかわからないのと比較すると、確実なメリットと言える。
また相手のドラが増えるとはいえ、自分が放銃するとは限らない。
このへんを踏まえると、自分のアガリが50%以上あると踏んだのならもちろん、30%くらいでもカンすべきなのではないだろうか。
だから…
牌図① 南家・5巡目
こんな完全イーシャンテンなら迷わずカンする。
30%は自分がアガれそうだ。
それなら、最低でも1300→2000と打点が上昇する権利は手放したくない。
リーチを受けていたらどうだろう?
牌図①-2 南家・6巡目 リーチ者は北家
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