麻雀に絞りは必要か【麻雀】★★~★★★
絞りは昭和の文化である。
今では、役牌どころかドラも先に切り飛ばしていくような時代だ。
一段目でこれくらいの手だったら私もドラの白を切る。
牌図①
リーチとプラス1ハンがあれば打点としては及第点で、この手牌は赤があってタンヤオやピンフも望める。
すなわちドラの役牌に頼らずとも最低限の攻撃力はあるわけだ。
そこで重なる前に切ることにより、大幅に有利な状況になる。
仮に鳴かれてしまってもロンと言われるよりはマシで、そこから対応することができる。
牌図①をもう一度見てみると、数牌の何を切ってもロスが大きい。
147mの2度受けを引いた時は5pのヘッドが貴重になるし、ちょっとズレて2356m246sといった他でヘッドができるツモの場合は47pで受けたい。
ドラを重ねると90点になるが、自分の手牌はすでに70点あるのでそれを60点に落としてまでドラを残すよりかは先切りも兼ねて…というイメージだ。
Mリーグで言うと、園田プロのおかげで序盤のドラ切りが認知されたように感じる。
東一局、親番の園田プロはここからドラの白を切った。
リーチを受けて切れなくなるよりは、ここで切っておいて形で勝負!というところだろう。南のトイツ落としにダブ東切りを見せているので、河だけで牽制力を醸し出している。
というわけで、絞りってあまり必要ないんじゃ?という雰囲気が蔓延しているが、本当に絞りは必要ないのか。
また有効になるのであれば、どのような場面なのだろうか?
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