足りていないのに仕掛けていい!?オーラス逆転するためのコツ【麻雀】★★
先日行われたMリーグにおける丸山プロの選択。↓
丸山プロはここから5pを切ってホンイツを強く見た。
ダブ南をポンして打2p。ホンイツ一直線だ。
この選択は明らかに損である。
丸山プロに限らず、南場における順位取りの苦手なMリーガーは多い。
そこで今回はオーラスの逆転条件を満たすコツについて書いていく。
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基本はツモアガリベース
まずは条件を確認する。
現在丸山プロは3着目。
2着目の和久津プロ(上家)とは3400点差であり、供託で1000点、1本場と考えると、400700以上のツモか直撃なら無条件、2600以上の出アガりが条件となる。
逆転を考える時は、ツモアガリをベースに考える。
今回のケースだと出アガり条件以外のツモと直撃条件は既に満たしているので、ダブ南を鳴いた時点で条件を満たしていると判断し、受け入れを最大に構えたほうがいい。
ここから速度を大幅に落としてホンイツに向かうよりも、さっさとテンパイを入れて逆転の抽選(ツモ&直撃)を多く受けたほうがトータルでの逆転確率は高くなる。
苦しい時は、少し足りないくらいでも見切り発車
オーラス、マンガンでトップになる状況での私の手牌。
この発をポンするか?↓
西が役牌なので、うまいことトイトイになれば満貫になるが、いかにも厳しい。しかし門前はもっと厳しいだろう。
苦しい時は、少し足りないくらいでも見切り発車で仕掛けるべきだ。
仕掛けるとリーチを打つことができなくなるが、仕掛けた後に
・ドラ引き
・赤引き
・自分のカンによる新ドラと符の追加
・相手のカンによる新ドラの追加
・他家のリーチ棒による条件緩和
・うっかりライバルから直撃できる
など、多彩な打点アップ&逆転ルートが存在する。
一つ一つはか細い道だが、全部合わせるとそれなりの太さになり、ジッと我慢しているよりはマシだ。
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