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河の強さはどこまで意識すればいいのか?【麻雀】★★

さて何切る。

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3sが2枚見えているので2sという選択肢もあるのだが、ここでは5pか8pを切るものとしよう。

打5p

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6pでイーペーコーになる。
打点は常に正義だ。特に上の手牌だと他に役がないのでこの1ハンはかなり偉い。

打8p

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その一方で8pを切ると、4pをツモった時に3メンチャンになる。
しかしそれは「4pをツモった時限定」で、「待ちが1個増える」だけ。

こうやって比較すると、打5pが有利に感じる。

ストロングリバーサイド

ただ、河の強さという要素が加わると…

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打8pという選択肢も十分浮上してくる。

次にリャンカンが埋まってリーチになったときに…

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8pを切っているのと5pを切っているのとでは、捨て牌の印象が全く変わってくる。
5pを切っていると、69pは「第1本線」となる一方で、8pを切っていると、9pはかなり通しやすくなる。

上の実戦例だと、3sが2枚見えているし、イーペーコーの1ハンも軽視できないし、巡目もやや深いので難しいところだが、「河の強さ」という要素も無視できないという話。

これが3巡目ならかなり打8p寄りになるのかもしれない。

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特にテンパイまで時間がかかったとき、3巡目に置いてあるのが5pか8pかは、9pの出現率に大きく変わってくる。
1/2のイーペーは失うが、一発率がアップするだろう。

というわけで本日は、意外と軽視されがちな「河の強さ」について考えてみる。


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