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将来の夢なんか、なくてもいい

コミュニティデザイナーのみもりです。

最近ぼちぼち来年度の入学希望者の方と話す機会が多いのですが、よく聞かれることがあります。「別に何がやりたいとかは、ないんです。」「何かやりたいって入る生徒が多いんですよね?」

「将来の夢なんか、いま叶えろ」という本を9月に出版したので、将来の夢がある人が行くところと、考える人が多いのかなと思いますが、ここで、はっきりと言っておきます。

「なにかがやりたいと、はっきり決まっている生徒はごくごく一部です。」

今回はやりたいことが決まっていなくても、活躍するゼロ高生を紹介したいと思います。ゼロ高では、今年11月こんなことがありました。

生徒だけで企画したオンライン文化祭。一部コンテンツが〆切に間に合わず、日程延期に。日程を延期することに関しては、賛否があり、文化祭運営グループとしても苦渋の判断だったようです。

それぞれの生徒が頑張った文化祭ですが、今回はその中の二人をピックアップしてご紹介したいと思います。

白井聖寧さん。高1の時から、カナダやアイルランドに留学し、今年帰国。英語が得意。

文化祭運営グループに入りながらも、どこか受け身だった白井さんは、文化祭延期の決定後、自発的に締め切りまでのタイムスケジュールを作成。ほかの生徒たちが動きやすいように積極的にマネジメント。日程延期という結果を受けて、ほかの人に任せきりだったことを自分で反省し、自分ができることをどんどんしようと気持ちを切り替えたそうです。自由奔放なゼロ高生をうまくまとめて、当日を迎えることができました。

この俯瞰力、課題発見力、マネージメント能力が自分の強みではないのか。そう気づいたのか、その後「アーティストのマネージャーになりたい。」と話してくれました。春までにインターンシップ先を見つけて職業研究していこうと話をしています。

石原ロバート龍さん。0期生。食事制限で減量に成功。ストイックなゼロ高の松潤。

文化祭運営メンバーの一人。各コンテンツの最終マネージメントを任されていました。各生徒へのインタビュー内容を決めて台本を作成し、当日は総合司会も担当。

丁寧な司会進行と的確な時間配分で、参加した生徒やゼロ高運営からも高い評価を得ました。本人はもっとアドリブに対応できればよかったといっていましたが、当日のトラブルを周りに悟られないように冷静に遂行でき、「ロビーの新たな魅力発見!!」と周りからの信頼も絶大なものになりました。

課題発見力、遂行能力、適応能力、統率力のある生徒でしたが、これは、イベントを通して発揮できた部分で自分の得意な部分が生かされた一例です。

みんな違ってみんないい。

文化祭で生徒たちが作ったゼロ高の曲の歌詞の一部です。

将来の夢や、やりたいことなんてあっても、なくてもどちらでもいい。

何かをやるときに、自分が今できることをみつけて、やりきる。

きっと将来のことなんて、これの積み重ねでたどり着くものだと思うのです。だから、今やりたいことや、将来の夢がなくても全然大丈夫!

一生懸命取り組んだその先にあるものだから、焦る必要は全然ないよと話しています。

ゼロ高は、生徒一人一人が持つ素晴らしい部分を見つけ、認め、伸ばすことを大切にしています。与えてもらうことを待っているだけではない、自分が与えることができる存在なんだと気づく10代を送ってほしい。その力を発揮できる舞台を用意しています。

今できることを、今やって、足りないところに気づき学ぶ。そんな高校時代を過ごした若者が、これからの予測不可能な世の中を支えるのだと思っています。

大海原を泳いでみたいという生徒の皆さんを、ゼロ高ではお待ちしています。

🏫 新入学受付開始

東京説明会
12月20日(日) 13:00~15:00
12月27日(日) 13:00~15:00

1月9日(土)   13:00~15:00
1月24日(日) 13:00~15:00

2月7日(日)   13:00~15:00
2月21日(日) 13:00~15:00

会場:東京都渋谷区、もしくは港区
説明会は14:30終了。その後ご希望されるご家族と個別相談。
大阪説明会
12月20日(日) 13:00~15:00
1月31日(日)    13:00~15:00
2月14日(日)   13:00~15:00
会場:大阪市
説明会は14:30終了。その後ご希望されるご家族と個別相談。

会場では徹底したコロナ対策を実施しますが、ご心配な方はZoomでも説明会を開催しております。お気軽にご相談ください。


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