いますぐ家でできる、ゼロ高の「夢を目的に変える」遊び
先日は先生向けにオンライン授業のハウツーを共有しました。この記事は学生のきみへ書きました。ハロー！
さて、休校で手に入った時間が目の前にあります。きっと、きみは
「自分ってなんなんだろう」
「将来ってなんなんだろう」
「世界ってなんなんだろう」
という本質的な悩みに、この時間でブチ当たることと思います。
安心してください。ゼロ高生たちは毎日この中二病とも呼べる本質的な問いの中を泳いでいます。
ということで、今手に入る時間を使って、これからのきみのワクワクに少しでもお役に立てればと。
やりたいことが見つからない
「やりたいことがわからない」
「やりたいものがない」
ゼロ高に入学する子、ゼロ高生もたくさんいます。
そもそも、「将来どうなりたい？」なんて笑顔で聞いてくれたのは小学校低学年ぐらいまで。
年齢が上がると、進学先どうするの！？就職は！？そんな点数でどうするの！？などなど
きみは鬼の形相で詰められていることと思います。
全くテンションが上がらないよね。
そんな中でも、きみが、今、手に入れる少しの時間を使って、自分の人生がほんの少しだけワクワクできるコツを伝えます。
この遊びを一通りやってみると、少しだけこれからがワクワクすると思う。楽しんでやってみてください。
遊びでやること
1. 自分のキャラの理解
自分が好きなもの
自分が嫌いなもの
自分が得意なもの
自分が苦手なもの
2. 自分のキャラの使い方を考える
どうやって人に頼るか
どうやって人に頼られるか
3. 自分のやりたいことをしている人を探す
この人いいなぁ〜と思う人をリストアップする
その人のことを徹底的に調べ上げる
調べ上げた上で、連絡をして人生相談をお願いする
4. 小さいことから成功していく
いきなり月収100万円ではなく、まずは自分のやりたいことで1円でも良いからお金をもらえるように価値を届ける
やることはこれだけ。これを遊びながら真剣にやることで、きみの可能性や選択肢がほんの少しだけ広がっていくんだ。嘘だと思ったら一度やってみてほしい。
例えば、私の例
好きなもの
早朝、山、歴史あるお寺、歴史ある仏像、戦国時代、室町時代、音楽、バイク、車、茶器、漫画、サッカー観戦、息子とマイクラ、寝ること、若い人の初期衝動
嫌いなもの
話が長い人、自分が絶対的に正しいと思い込んでいる人、感情的になる人、ネガティブなことや悪口を言う癖のある人（人ばっかやな...）、夕方、都会、5時のチャイム、それっぽい話
得意なもの
わからないことをわからないと言える（無知の知）。偉ぶらない。失敗を認める。人からのアドバイスを神経質なぐらい聞く。素早く決断する。とりあえずやってみることができる。意外に真面目。人の個性や特性を理解しようと思う心を持っている。
苦手なもの
正確性が求められる作業、みんなと同じようにやりなさい、飛行機や宿泊先の予約、黙ってやれ、人前でちゃんとした話をすること、ちゃんとしなさいと言われること、都会、知ったような顔をしている大人
私がこんなキャラだったとします。その次に、どうやって人に頼り、頼られるかを考える。それが自分の生きていくルールになります。
頼られ方
- 若くてなにかしようとしている人、なにかしている人には可能な限り貢献をする
- どんな人であろうと、とにかくきちんと話を聞く
- 活きの良い若い子が集まる場所に身を置く
- 若い人が活躍できるために公私共に投資ができる資産を持っておく
- 状況や環境で可能性が潰されている若者がいたら、その状況を理解し、解決する
頼り方
- 歴史がめちゃくちゃ好きなので、自分が関わる業界の先輩の話を聞かせてもらう
- 組織を運営する上で、攻めた決断や拡大は得意なので、細かい裏方、背中を任せられる仲間を見つて任せる
- 話が抽象的で思考が発散的なので、それを理解してもらえるように先に伝える
- 好きな人には腹を割って自分の話をして、友だちになってもらう。助け合える関係を築く
こんな感じの結果、私がゼロ高の代表をしているのは、そこまでズレていない。ということがわかる。次に自分のやりたいことをしている人を探す。これは私が仏と相思相愛なので、友だちが友だちを紹介してくれるので本当にありがたい。ただ、初めてお会いする時には必ずネットで調べられることは全部調べて、書籍を出されているなら必ず本に目を通す、最低でも最新の書籍には目を通すようにしている。
そして4番につながる。
気合と根性と、ほんの少しの勇気
考えてみることは誰にでもできる。
だけど、3番の連絡をしてみる。は結構ハードルが高いよね？
ゼロ高生も全員がいきなりできるわけではない。だから、先生や周りの大人に頼ったら良いよ。
楽しそうに働いている大人に片っ端から会って、話を聞いて、自分ならどうするか？それを繰り返すだけでも人生はほんの少しだけワクワクするようになる。
例えば今、外出することが難しいなら、問題がなくなった時に連絡するリストをつくるとか、自分の家の近くで気になっているお店や会社の人に会いに行くとか。
夢は願うだけでは絶対に叶わないけど、こうやって少しずつ夢の輪郭を描くと、実現的な目的、目標に変わるんだ。
気合と根性、少しの勇気。
3月7日、ゼロ高相談会をオンラインで行います
高校進学、進級どうしようか、など悩まれている方へ。2019年度最後の相談会はオンラインで行います。ぜひ！