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「三方良し」グループ指導

M4です。

この記事では「三方良し」のグループ指導を行なっていく。


読者から届いた三方良し⑨:「出産産後の知識や経験を伝える」


ターゲット:出産を控えている方や出産を望む方へ

売り手良し:経験してこれを早く知りたかったという事を必要な人に伝える事で役に立てる

買い手よし:出産や産後の知識、体験からのアドバイスを伝えられるのでより具体的に取捨選択できる。
安心材料のひとつになる

社会良し:日本を支える子供を増やす事に貢献できる

<M4の回答>
全体を通して的を得た内容がまとまっており、良く書けている。
ぜひこれを元に、旗を掲げてみよう。

軸は上記で問題ないので、あとはブランド(信用)作りの意識を持って、あなたに興味を持つ人と繋がり、お困りごとを聞き、さらに良いサービスになるように磨き上げていこう。

集客手段は問わないが、推奨はTwitterである。
上記のコンセプトを元に、「あなたらしら・あなたの人生・あなたの考え方(独自性)を全面に出していけば」容易に1,000フォロワーは作れるだろう。


読者から届いた三方良し⑧:「高齢者向け配食サービス」


ターゲット:高齢者

配食サービス方法:フランチャイズに加盟する

買い手よし:
ご飯の量を、調整出来たり、カロリーや塩分が調整されていたり、たんぱく調整食、ムース食などもあるので、一般の高齢者〜高血圧、糖尿病など、生活習慣病の方、固いものを、食べれない、飲み込みが悪い高齢者など、それぞれ状況に合わせて、利用できる

売り手よし:
フランチャイズに加盟することによって、本部からのサポート(営業研修あり、自社工場もあるので商品力もあり)やフォローを受けることが、出来るので安心して、開業する事ができる。加盟金・保証金0円から開業可能なところもある。

社会よし:今後、高齢化社会になる日本において、糖尿病や腎臓病を患う方や、その予備軍となる方は、増加傾向で食事療法を必要とする方も、今後、増えていくことが予想されるので、需要性が多いにある

<M4の回答>
買い手良しと社会良しは及第点である。

売り手良しが少しずれている。
このサービスを開業する以前のメリットではなく、開業後に売り手にどのようなメリットがあるのかを考えてみよう。

「なぜあなたが高齢者向け配送サービスをやりたいと思ったのか」という視点で考えてみてほしい。


読者から届いた三方良し⑦:「サッサッと歩こう会」


ターゲット:
サッサッと歩くことで、高齢者の医療が必要となる前段階で、健康を損ねてしまうのを未然に防ぎ、できるだけ健康を維持した状態で長生きできるようする。

売り手良し:
高齢者をどう保護していくかではなく、高齢者がより元気に社会生活を長く続けられるかを目指し、普通に歩くことからはじめて、速足で歩く、速歩、競歩と段階を踏んで、サッサッと歩けるようになることで、心肺機能と筋力の向上を目指し、メディカルではなく、ヘルスケアを充実させる。

買い手良し:
普通に歩くことから始めて無理なく、サッサッと歩くことが出来るようになることで、健康を維持した状態で長生きできるようになれば、社会の戦力としても数えられるようになると思います。

社会良し:
国民一人一人が健康に意識を持ち、仲間と楽しく歩くことで、健康を維持し健康寿命を延ばすことができれば、国が負担する高齢者の医療費や介護費などについても減少が見込めると思います。

<M4の回答>
上記の文章を、よりシンプルに抽象度を上げて書くとこうなる。

ターゲット:不明確
売り手良し:心肺機能と筋力の向上
買い手良し:社会の戦力として数えられる
社会良し:高齢者の医療費や介護費などの減少

上記を見たときに、曖昧な表現が数多くあるのがわかるだろうか?

まず、ターゲットはこの文章では全くわからない。

買い手良しは、「心肺機能と筋力の向上によって、結果、社会の戦力として数えられる」という表現があるが、これも買い手の視点ではよくわからない。

売り手良しは、「サッサと歩くことで心肺機能と筋力の向上」とあるが、なぜサッサと歩く必要があるのかわからない。心肺機能と筋力の向上を行う方法は他にもあるので、なぜその歩き方を推奨するのかを明確に。


読者から届いた三方良し⑥:「子ども食堂」


コンセプト
パスタ専門店、もしくはカレー専門店+子供食堂&子供の居場所

売り手
店舗や設備なしで炊き出しは出来ないので、飲食店という形態をとります。安くておいしいランチを、働くお父さんにも提供したい。お酒は出しません。

買い手
様々な理由で、まともなごはんを食べられない子供に、添加物の少ない、お家のごはんを提供したいのと同時に、居場所のない子供のオアシスのような場所も提供したい。自分がそうだったから。

社会
子供はちょっとしたひと事で傷つくが、救われもする。「自分はここにいてもいいんだ」と思う場所があるだけで、自殺まで考えるような子供が減ってくれたらいいなと思います。

経費がかかりすぎるのが難点ですが、たとえばM4 CREAMで十分な資金を捻出できれば、いい居抜き物件を見つけて始動できるかもしれません。運営は飲食店経験者なので問題なし。シェフは腰痛で失業中の友人@元板前を召喚。でもまずは身体治さないと。

<M4の回答>
最初から物件を用意する必要はなく、すでに飲食店を経営しているオーナーに相談をしてみるのが良いだろう。飲食店オーナーの悩みを聞いてみることがあなたにとって良いヒントになるはずだ。

私なら、集客に悩む飲食店オーナーをメインターゲットとして繋がりを作り、「子ども食堂」というコンセプトで、その飲食店にあなたが「子供たちの集客を行う」というのを交渉材料にして、オーナーと直接交渉するだろう。

飲食 × 子供となると、親からすれば「衛生面」「信用」が気になる部分なので、すでに飲食店を営んでいる人物の信用を借りられるのが最も手っ取り早い。

まとめると、物件を用意するのに時間とお金をかけるのではなく、子供食堂に興味を持ってくれそうな「ユーザー集め」に時間と労力をかけるべきである。それなら無料でも始められる。


読者から届いた三方良し⑤:「ケータイの窓口」


コンセプト
携帯電話のキャリアを越えてその人に合うプランを提案したり、携帯やスマホなどを使う上で知ってると便利な機能を教える勉強会を行う。更に興味を持った方に携帯電話代理店事業を斡旋する。

売り手良し
携帯電話回線の獲得や携帯電話代理店を増やすことができ、収益に繋がる。

買い手良し
現在の携帯電話料金を下げることができる。
またはプランの内容が改善する。
自分が知らなかった携帯電話の知識を得ることができる。

社会良し
日本全体の携帯電話利用料を引き下げる事に貢献できる。

<M4の回答>
全体を通してよく出来ている。

あとは、あなた自身が「なぜケータイの窓口をやりたいと思ったのか」を大義名分としてまとめてみてほしい。

携帯キャリアに関するサービスは競合他社が多いので、あなたがなぜそれを行いたいのか「大義名分」を明確にすることで、あなたの独自性に繋がり、他者との差別化になるだろう。


読者から届いた三方良し④:「自己破産体験記」


「自己破産体験記」

販売方法:ココナラ
価格:1,000円

売り手良し: 売り上げ金がはいる。

買い手良し: 自己破産すべきかどうか迷っている人が実体を知る機会はほとんどないので、参考になると思います。迷いが吹っ切れて気持ちの整理がつくかもかしれません。

社会良し: 自殺や争いや犯罪が減る。また、長い目で見れば、立ち直った人がしっかり働いて税金を納めるようになれば社会還元になります。

<M4の回答>
全体を通して悪くない。
自身の体験を元にしているので独自性も出るだろう。

課題は集客になるだろうから、「自己破産者」をテーマにTwitterを運用するのが良いだろう。自己破産×あなたの体験談というテーマでしっかりと無断ディングを行えば、Twitterでまずは1,000フォロワーは容易だろう。

あとは、ブランドの概念を学ぶように。

ブランドというのは=信用である。
自身が掲げた目標や目的を有言実行し続けることが、あなたのブランドとなり、ユーザーからの信用が生まれる。


読者から届いた三方良し③:「絵本・マンガ・イラスト」


<読者から届いたメッセージ>
※あえてそのまま記載する。

今回私の立てている「旗」は自分がずっと暖めていた「夢」を実現することです。

「夢」とは自分の考えた「絵本+マンガ+イラスト」をミックスした絵本です。
実は私は絵が下手ですが、アニメ業界在職中の友人で作画監督と美術監督のふたりの協力を得ることになり、私が企画と物語と設定、作画監督がキャラクターデザインと絵、背景は美術監督と、おのおのが得意分野で協力するという下地ができました。

■この場合売り手は企画者の私と友人のグループになります。
私たちは稼ぐということを念頭においてはいません。まずは作品を世に発表するというのが目的です。まずは人々目に触れることが最初の段階になります。

ここまでは全員無料の働きですが、作品を多くの人々の目に触れることで得られるのは著作権を確立できるということが最大のメリットです。

単純な物語にどれだけの情報を盛り込むかはひとつの挑戦と思っています。
好きだから純粋に創作することが一番のモチベーションになります。

■買い手に相当するのはこの私たちの企画からできた作品がSNSなどで発表され、それを見てくださる方々となります。反応がよければシリーズとして定期的にアップする予定です。読んでいただいてまったりとしていただければそれでよく、読み手の方にもお話を自由に考えてもらえるようね、絵のスキマを用意しています。

■私たちの作品が社会にとってどう働くかは物語に込められたテーマにかかっています。テーマはひとつだけでなくシリーズ化したときの大まかな構想も決めてあります。

社会への貢献は物語に多くの比重がかかります。シンプルな物語で自然に自分自身も「こうなったらいいなぁ」とかを思うような感じになって戴くこともテーマに入っています。読み手の感性はとうぜん個人個人で違うと思いますが「考える」という作品として狙いを定めています。

ただ読めば終わりという作品では読者は完全に受け身となりますが、「考える」という気持ちで見てくれる作品を目指すことで参加意識を共有していただくことは今の世の中にあっても良いモノだという想いがあります。

■お客さまにとってはこの作品で創作されるキャラクターデザインとまったりした世界観で読者自身が自分の物語を創れるようなスキマがある作品として考えています。このようなことから対象年齢を設けていません。

絵本というと教訓があったりテーマを全面に押し出している作品が多い中で、読み手が自分の好きな考え方でとらえていただければと思います。

読み手の数だけ違う感想や捉え方があると思いますので、ゆる~い物語と絵とで肩の力を抜いて戴く時間を提供できたら言うことはありません。その時間でご自分が昔考えていたあなたの「夢」を思い出していただけたら嬉しい限りです。

<M4の回答>
全体を通して説明が多く、長い。

「あなたの思い」について語っている要素が多く、パッと見た時に「売り手」「買い手」「社会」にどんなメリットがあるのか分かりづらい。

私が読んで"分かりづらい"ということは、あなたのサービスを使うユーザーにとっても分かりづらいということである。

作り手としての思いを伝えることは大切だが、まずはシンプルに「売り手」「買い手」「社会」の視点で、何がユーザーのメリットになるのかを先に提示するように。

ユーザーの心理としては、
・まず初めに「自分のメリット」が知りたくて
・その次に「作者の心情」や「大義名分」が知りたくなる。


読者から届いた三方良し②:「ワンチャン散歩グループ」


ターゲット:犬の散歩でお困りの方

コンセプト:自治会とタイアップして、自治会の地域の夜廻や安全対策を兼ねる。1人で回るのではなく地域の退職者や高齢者を募りグループで回る。

買い手良し:散歩による健康効果・報酬
売り手良し:犬の散歩から解放・自治会公認なので安心
社会良し:地域の安全確保・引きこもりがちな健常者の活性化

<M4の回答>
三方良しの意味も捉えられていて、全体的に悪くないアイディアである。

ただし、ターゲットの「犬の散歩でお困りの方」というのが、なぜ犬の散歩に困る人がいるのかわからないので、ここを明確にするように。

もう少し詰めれば、非常に良い三方良しになるだろう。



読者から届いた三方良し①:「オンライン英語教材」


ターゲット:高校受験を控えた中学3年生
販売方法:インターネット

買い手良し:弱点の補強、入試対策
売り手良し:教材販売益
社会良し:購入者の英文法力向上、学校でのテストの平均点向上

<M4の回答>
買い手良しが「弱点の補強」「入試対策」となっているが、これはあなたの英語教材に限らず、どの教材においても同様のメリットがあるだろう。よって「あなたの教材を選ぶメリット」が提示されていない。

他の教材とは違う「あなたから英語を学ぶメリット」を追記するように。多くの場合に、独自性というのは「あなた自身」から生まれる。
あなたの経験・あなたの思い、そういったものがあなたの教材に他の教材にはない独自性を作り出す。

社会良しが「購入者の英文法力向上」「学校でのテストの平均点向上」とあるが、これは社会良しになっていない。

社会良しというのは、「世の中に英語のできる人が増えることによるメリット」である。あなたの教材に捉われず、英語ができる人が世の中に増えることでどんな良い影響があるかを考えるように。





この記事は随時アップデートしていく。


読者から届いた内容をもとに、どんどんこの記事をアップデートしていくので、引き続きあなたが考えた「三方良し」を提示するように。

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