【リスペクト】魅力的なヒトの配慮
＜おじさんDX Vol 518＞
突然ですが、私は、お酒を率先して飲むほどではないのです。
そうは言っても下戸ではありませんし、お酒に弱い訳でもありませんが、飲み会でもコーラかウーロン茶が定番になっています。
昔から酒をすすめられても1杯程度飲むくらいなので、私と飲みに行ってもお酒が好きな人からしたら、誘う理由もないでしょう。
Kさんは、知人であり人生の大先輩なのですが、そんな酒を一緒に飲まない私でも良く誘ってくれます。
もう10年程前でしょうか…その時もKさんとそのお仲間数人で居酒屋に居たのです。その日は、私の仕事のお祝いも兼ねて下さり、Kさんのおごりで好きなものを食べて飲んでいました。
ところがオーダーの際、Kさんの注文が…。
他のグループ分のドリンクも注文していたのです。
私 ：「お知り合いですか？」
Kさん：「いや、直接は知らないよ」
その居酒屋のフロアの隅の席に、がっちりした体格のグループが居ました。
楽しい時間が過ぎるのはあっという間です。
程なくKさんが、会計を済ませていたのですが、先ほどのがっちりした体格のグループから、話しかけられたのです。
✅「いえいえ、こんなコトをされては困ります」
なんとKさんは、そのグループの会計も一緒にしていたのです。
Kさんは、言われる内容を察し、そのグループの代表者が言う事を遮ります。
✅「お互い、身分は明かさない方がいいよね」
どうもそのグループは、とある団体（あえて濁します）に所属する方達の様子でした。
Kさんは、一言
✅「これからも国をお願いしますね」
とだけ言い残し去っていったのです。
カッコ良い大人のやるコトは、「いちいち さり気無い」
私には、まだまだ真似の出来ない領域です。
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