【働き方】自己責任論も程々に
<おじさんDX Vol 548>
自己責任という思考は必要と思う私ですが、あまり過度なのも考え物なのです。
✅当事者感覚がない?
以前の記事で非正規雇用の件に触れましたが、こうした話題になると必ず出てくるのが、自己責任論です。
私も就職氷河期世代ですので、世間一般的な見解で不遇な世代かも知れませんが、おかげさまで正社員で活動出来ています。
自己責任論者は、こうした就職難である背景にもかかわらず、就職氷河期世代などが全員非正規社員ではないと言います。まるで本人の努力が足りなかったから非正規社員である...と言いたげな論理です。
極論過ぎませんか。
約4割が非正規社員のこの御時世…。
すべてのヒトに当てはまる訳でもありませんが、努力すれば正社員になれるのかと言えば、努力しても正社員になれなかったのが、現実とも言えませんか?
就職というのは、「企業が募集をしていないと」出来ません。
たしかにそうかも知れません。
それでも過度な自己責任論者は、自身が正社員であることを理由にマウントをとっているだけのように私は思えるのです。
安全な立場から物事を言っているだけでは、当事者感覚なんて生まれません。
これでは何も解決しないのです。
やっと世の中がシステムだ、仕組だというようになって来ているのに、そこである意味精神論ですからね…。
企業の使命は、より多くの雇用を生むことであり、働く社員がきちんと生活できる基盤を作ることです。確かに本人の頑張りも求められますが…。
そんなことを言っている私も、地域にどれだけ雇用を生んでいるかと振り返ると、まだまだ芽が出ていません。
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