【考え方】物差しの理屈の話
<おじさんDX Vol 352>
その昔とある政治家が「2位じゃ駄目なのですか?」という発言が話題になりました。
あえて1位にこだわる必要がなく、そこにかかる費用や手間を削減して効率的に...なんて個人的に解釈しましたが、同じ2位でも大差の2位があります。
✅物差しでイメージ
関係する業界は「1位がダントツ」です。
シェアが広いという事は、その業界内のルール作成に有利であって、仮に導入した製品をシェア1位から2位に変更となると、システムそのものの導入が、クライアントから似たような製品を希望される場合が多いです。
✅あえて変更するのだから、求められて当然。
✅変更することで、どんなことがあるの?
同等かそれ以上の性能ながら一例では、コストダウンを要求されるのです。気付かぬ内に業界1位のコントロール下にあるので、追いかける側はある意味向かい風の中のようなものなので、追い風までとはいきません。
もちろん先頭を行く1位は、さえぎるものがないので更に過酷な状況のように思えますが、自在に動いている状況です。
✅業界1位は遥か先にある
これを物差し(10㎝定規)に例えると、業界全体が、わずか10cmの間に存在するとイメージします。
便宜上10社存在したとして、「1位と2位の差」はどれくらいあるのか?
✅業界1位は、0cmの位置
✅業界10位は、10cmの位置
✅その差10cm。
現状では、2位から10位までが、9cm以降の1mm単位で存在。2位から10位までが、ドングリの背比べ状態の団子状態で毎年順位が、変わっているだけです。
1位とその他多数の状態。
これでは、1位は不動である。
2位以下は1㎜範囲どころか0.1㎜範囲の可能性もあり、業界2位ですら1位に追いつくには...。
業界再編の波で4位と5位の企業が合併しても、その勢力図には全く変化がない。
どうしたら追いつけるだろうかと行動している間に、どんどん1位は離れていく。
まるで大人と子供の喧嘩状態なのです。
短い定規で例えても
✅「この差は、大きい」
と個人的に思うおじさんの話でした。
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