サラリーマンたるもの

＜おじさんDX　Vol 3＞

転勤問題

就業規則に
「業務の都合により職種、勤務地の変更を命ずる場合がある。」
と、書かれている会社が多いと思います。

原則、転勤命令は拒否出来ません。
拒否すれば業務命令違反で懲戒解雇も考えられる訳です。

シリアスな話になりますが、
こうした転勤について私の考えは
基本　NO！です。

転勤は、メリットもありますが、
私がここで言いたいのは、

本人の同意を得られない状況で
転勤を従業員に強制する事です。

転勤辞令が出される人なら、
それなりに会社で頑張っている人でしょう。

私も過去9回ほど転勤を経験しています。
転居を伴わない転勤なら、
個人的に全然OKなのですが...

他の部署や支店の仕事や雰囲気を
知る事が出来て、人脈も出来ますからね...

転居を伴う転勤を強制されると、
真面目にコツコツ働いていても、
ある日突然　転勤か退職かの判断を迫られるのです。

これは、会社にとっても従業員にとっても不幸な話。
強制的に転勤させてもいい結果が出る可能性は、
相当に低いと実感しています。

そんな事、サラリーマンなら当然でしょ？
入社前に就業規則を見て確認していないの？
のようにおっしゃる人もいると思いますが、
世の中が変わっていくように
従業員の抱える背景も日々変わっているのです。

いい仕事をするためには、
まずは社員の満足度の向上と生活基盤の安定。
強制的に転勤させて、何が残るのか？

疑問なんですね....。

欠員が出たから補充、ジョブローテーの一環、
マンネリ防止、社員のスキルアップ、
不振支店の業績回復などなど、

色々業務上の理由がありますが、

そもそも転勤に頼っているような会社は....


人手不足が酷くありませんか？