ー徳を積み、善を重ねる人が大成するー【吉田松蔭(思想家、教育者)】『日本の名言100 』55言/100言 解説
今日も記事を見ていただきありがとうございます!
世界では今もどこかで「名言」が生まれています。そんな中で私たち日本人の偉人が残した名言にはどんなものがあるのでしょうか?
私は、昔から名言や偉人が好きで、趣味で多くの偉人や名言を調べてきました。目にした名言の数は軽く1000は超えます。
その経験を活かし、「名言から元気をもらいたい方」「偉人が好きな方」「過去の偉人の経験から学び、今の自分を変えたい方」に対して、このnoteを書いています。
このnoteのシリーズでは、
『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている日本人が言った「100の名言」について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます。
その際に、「名言の紹介」と「名言の意味と背景」、「現実生活での活かし方」を書きました。私は、名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ本当の意味があると思うのです。
皆さんも是非、名言を聞いたら、現実生活でどのように活かせるか?まで考えて本noteを活用していただければ幸いです。
それでは早速名言の解説からいきます。
【吉田松蔭(思想家、教育者)】名言
名言の意味と背景
徳のある社会、誠実さがある社会でないとビジネスや経済は発展しないことは、マックス・ウェーバーやドラッカー、そして渋沢栄一氏が説くところです。
昭和の経済学者、高橋亀吉氏は、近代日本の経済発展について「思うに、明治期のわが経済の急速な近代的発達は、『士魂商才的企業精神』に負うところがまことに甚大であって、それは同時に、わが経済に重要な歴史的な特質としての特別の重視に値するところのものである」と喝破しています。
単に何をしてでもビジネス上の成功を目指すのではなく、士魂、すなわち武士の精神をもって商才を発揮してきた実業家たちによって、日本経済は発展してきたといえます。
それが本当であれば、日本の経済社会は武士道に則って徳を積み、善を重ねる人が大きな事を成し得る可能性が高いのです。
現代の日本社会においても、そうした特質が残っているのかどうかは意見が分かれるかもしれません。
ただ少なくとも吉田松陰氏が導いたように、徳を積み、善を重ねる人が本当の成功を手にするような社会であり続けたいものです。
この松蔭氏の言葉を実行に移す人が、最後に大きな事を成し遂げます。そして、一人でも多くの人がこの考え方を信じている社会こそが、よい社会となるのだと思います。
現実生活での活かし方
ここからは、この名言を「現実生活で活かしていくとしたらどうするべきか?」を話していきます。
この名言を現実生活で活かすのであれば「自分が大きいことを成し遂げたいのであれば、できるだけ敵を作らず誠実に行動をする」ということになるでしょう。
なぜなら、敵を作ってしまうとその対応に追われますし、誠実に行動している人の元には素晴らしい人が集まるからです。
例えば、人類初の飛行機を発明したライト兄弟は、そのこと自体では大きなことを成し遂げたと言えます。ただもっと大きなことを成し遂げられたのではないかと思います。
というのもライト兄弟の飛行技術に関する特許取得の関係でグレン・カーチスらと裁判になり、飛行機のさらなる発展には寄与できなかったからです。
ライト兄弟がここで、多くの人に自分の技術を提供していれば世界中の人にもっと快適で使いやすい飛行機を届けられたかもしれません。
だからこそ、善きことを積み重ねることが大切なのです。そうすれば敵を作らず多くの人に支援してもらえるようになるのです。
結論として、
自分が大きいことを成し遂げたいのであれば、できるだけ敵を作らず誠実に行動をする
これが現実生活でのこの名言の活かし方だと思います。
まとめ
今回は、『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』(総合法令出版株式会社 著者:木村進氏)に載っている100の名言の1つとして、
【吉田松蔭(思想家、教育者)】の名言
を紹介しました。
今回の名言の意味と背景は、【武士の精神をもって商才を発揮してきた実業家たちによって、日本経済は発展してきた。日本の経済社会は武士道に則って徳を積み、善を重ねる人が大きな事を成し得る可能性が高い】でした。
また現実生活での活かし方は、【自分が大きいことを成し遂げたいのであれば、できるだけ敵を作らず誠実に行動をする】になるでしょう。
また名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思います。名言を活かすためにも、是非「現実生活での活かし方」を参考にして、行動してみてください。
もし不明な点があれば、コメント欄での質問もお待ちしています。
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最後まで見てもらって、本当にありがとうございました。
また次の記事で会いましょう!
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