【NFT】3週目「センターピンを設定する」
NFTで売れるためのセンターピンと自問自答
センターピン
「自分の現在地とゴール、コンセプトを明らかにし、応援してもらいながらSNSを活用して相手に喜んでもらえるNFT作品を1つ1つ丁寧に作って届ける」
自問自答
Q1:なぜ現在地とゴールを明らかにするのですか?
A1:現在地とゴールを明らかにすることによって、応援しがいがあるからです。例えば、それはワンピースのルフィを想像すると分かりやすいです。ルフィは、元々海賊になった時たった1人でした。目標は海賊王。そこまでに辿り着くには、たくさんの仲間が必要だし、敵もたくさん倒さなければいけません。つまり夢が叶うまでに応援しがいがあるわけです。それは、現実の例でも同じです。売れていないアーティストの夢が100万枚のCDを売ることだったら、応援したくなります。
だから現在地とゴールを明らかにして、みんなに伝えるのです。それは最終的に夢を叶いやすくするためです。
Q2:なぜコンセプトを明らかにする必要があるのですか?
A2:コンセプトがないと、自分が相手に理解してもらえなくて、相手に共感されないからです。例えば、自分の出身の龍谷大学は、「You Unlimited」というコンセプトがあります。これは、日本語に訳すと「あなたは無限です」という言葉になり、含まれている意味としては、「あなたは、誰にも制限されない自由な存在です。」「あなたは、自分自身で道を切り開き、自分の人生を創造することができます。」という言葉になります。そして、そのコンセプトを素晴らしいと思った人々が、感化され「この大学に来たい!」と思った人もいるはずです。
だから、コンセプトがあるというのは、相手に自分のことを理解してもらうために必要な要素なのです。
Q3:なぜSNSの活用が重要なのですか?
A3:SNSを活用することで、口コミで広がるより多くのネットワーク効果をもたらし、NFT商品の販売やコミュニティの発展にも大きな価値があるからです。例えば、中国では数千万人規模のインフルエンサーが「この商品おすすめだよ」と言うと、一気に売れたりします。現代では、SNSの活用はビジネスには不可欠なのです。
Q4:そもそもNFT市場はこれから有望なのですか?
A4:NFT市場はこれからも有望です。それは、NFTの市場規模予測を見てもらうと分かります。2023年のNFTの市場規模は、インド最大の調査会社マーケッツアンドマーケッツ社によると、NFT市場は2022年の30億5,600万米ドル(約4,196億円)から2027年までには136億7,900万米ドル(約1兆8,782億円)と、4.4倍超の規模にまで成長すると予測しており、予測期間中のCAGR(年平均成長率)は35.0%の見込みです。またNFTは、メタバースや動画・エンタメ系との親和性もよく、今後それらの市場も伸びていくことを考えると、今から参入しておく方が有望だと考えています。
Q5:そもそもなぜNFTをやろうと思ったのですか?
A5:最初のきっかけは、AIが作成してくれる「デジタルアート」の出来に感動したからです。
「プロンプトに、数文字の言葉を打つだけで、本当に綺麗な画像が出来上がる。」
そのことに感動しました。またプロンプトに文字を打ってから、画像が出来上がるまでに数秒かかるのですが、その時間も「どんな画像が出来上がるのだろう」とワクワクして期待してしまいます。
その後、このデジタルアートをもっと世の中の人に知ってもらいたいと考えるようになりました。その良い方法を探していたら、以前「中田敦彦のYouTube大学」で知ったNFTと結びつけたらどうかというアイデアが浮かんできました。
またその後、西野亮廣さんの『夢と金』という本も参考にし、トレンドと合っているNFTをやろうと思ったのです。
Q6:NFTを海外のお客様へ売ろうとするのはなぜですか?
A6:日本より海外の方が市場が大きく、売れやすいと思ったからです。実際、NFTコンサルティング会社の「NFTmeijin」のnoteによると、日本におけるNFT購入人口は2万人と推定されています。この記事が書かれたのが2022年5月なので、もう少し増えているかもしれませんが、あまり大差はないと思います。ここで、日本の購入人口層2万人を対象にNFTを売ろうとしても、売るのは難しいと思います。なぜなら、市場が狭いため商品を少ないお客さんに買ってもらわないといけません。もちろんその市場での認知も獲得する必要があります。その上多くのNFTクリエイターが参入してきているという状況もあります。それであれば、初めから小さい日本の市場で戦うのではなく、大きい海外の市場で戦う方が分があると感じたからです。実際に、「新星ギャルバース」などは海外向けのプロジェクトとして成功した実績があります。
Q7:海外のお客様に売るには言葉の壁があるのですが、どう対応しますか?
A7:言葉の壁は、GoogleやAIの翻訳機能で対応します。対話は難しいにしても、文字のコミュニケーションであれば、以前より翻訳機能の速度が上がってきているため、十分対応可能だと思います。