【ウィズダムを売る老婆】「タルムード」金言集(9話/37話) 解説
今日も記事を見てもろてありがとう!。見てくれるあなたがおるおかげで、記事執筆を続けられとる。本当に感謝👏
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾氏)に載っている37の説話について、1つのnoteで1話ずつ紹介していくで。
その際に、「説話の解説」と「教訓」、「現代の日本での活かし方」を書いたで。俺は、説話を聞いて、現実生活で活かしてこそ意味があると思うねんな。良ければ、参考にしてな。
それでは早速説話の解説から行くで。
【ウィズダムを売る老婆】説話の解説
教訓
ウィズダムにはお金を払うー対価(犠牲)なしで賢明さは身につかない
つまりここでのウィズダムは、「何事にも”熟慮”と”慎重”が大事」だということ。準備に時間とお金をかけ、十分にリサーチするという犠牲を払ってから物事は始めよ。
これがこの話の教訓やねん。
今回の説話においても、男は8年間も妻のために懸命に働いた金貨を初めて会った老婆に渡し、ウィズダムを得ることにしたんや。
そのおかげで、男は、山道での崖崩れで死ぬこともなく、妻と喧嘩をすることもなかった。
ウィズダムを買わなかったら、山道で死んでいたかもしれないし、妻と喧嘩別れしていた可能性もあるっちゅうことや。
他の例で言うと、第1話の魔法のザクロの話で、「ノーペイン・ノーゲイン」の教訓を紹介したな。「ノーペイン・ノーゲイン」とは、何かを失わなければ何かを得ることはできないということや。
そしてこれは、ウィズダムに関しても同じことが言えるやろな。お金という犠牲を払い、痛みを感じて初めてウィズダムは身につき、賢明に生きるためのガイドラインを獲得することができるんや。
「魔法のザクロ」についてまだ読んでない方は、こっちから読めるからよかったら読んでな。
ただこの正直な仕立て屋は、そんな周りに流されず、顧客のことを考え誠実に商売に励んだ。
その祈りが通じたのか、待望の雨が降り出した。正直な人だったから、神様の目に留まり願望が叶ったんちゃうやろかな。
結果的に、ウィズダムを得るためには、十分な時間とお金を割いて、調査をするという労力をこなしてこそなんや。
これがユダヤ人が肝に銘じている、お金に関する原則やねん。
現代の日本での活かし方
ここからは、この話を「現代の日本で活かすとしたらどうするべきか」を話して行くで。
この「ウィズダムを売る老婆」の話を現代の日本で活かすのであれば「自己投資で成功するためや知識を得るためには、お金と時間をしっかりと掛けましょう」ということや。
なぜなら、無料の情報だけでは本気で学ぼうとはせんし、時間を掛けずに楽に成功できる方法なんてないからや。もしそんな楽な方法があったら、皆飛びついて、一気に稼げなくなるやろうな。
例えば、今だと高額商材をインターネットで売りに出している人がおるやろ。「この高額商材のノウハウを使えば、スマホに触るのは1日10分で1日5万円以上稼げる」とか言われているやつや。
それが真実やったらいいけど、実際は買った後に、思ったより稼げないことも多い。
実際俺も楽してお金を稼ぎたいと思って、そういう高額商材を買ったことがある。結果的には稼げなかった。ただ、そこの教訓があるからこそ、今では騙されることもなくなった。
実際に、やってみないと分からへんこともある。自分はやってみてよかったと思う。
ただウィズダムを売るような形で、楽してお金を稼げる方法を100万円単位で売り出している人もいるやろうな。
そういう人が「ノーペイン・ノーゲイン」と言って、お金を巻き上げているケースもあるんや。
確かにウィズダムを得るには、相応の対価が必要やけど、それを悪用して、何の価値もない情報を売っている人もおる。
それを自分で十分にリサーチして、購入したり活用することが大事になる。
それが現代でのこの説話の活かし方やと思うねん。
まとめ
今回は、『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾)に載っている37の説話の1つとして、
【ウィズダムを売る老婆】
を紹介したで。
今回の教訓は、【ウィズダムにはお金を払うー対価(犠牲)なしで賢明さは身につかない】やったな。
つまりここでのウィズダムは、「何事にも”熟慮”と”慎重”が大事」だということ。準備に時間とお金をかけ、十分にリサーチするという犠牲を払ってから物事は始めよ。
これがこの話の教訓やねん。
また説話を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思うで。説話を活かすためにも、是非「現代の日本での活かし方」を参考にして、行動してみてな。
もし不明な点があれば、コメント欄での質問も待ってるで。
今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する手助けをするから、良ければフォローお願いするわ。サポートもお待ちしてるで。
最後まで見てもろて本当にありがとうな。
また次の記事で会おな。
【説話をもっと読みたい方へ↓】
ノーベル賞受賞者の約20%を占めるユダヤ人の教えが学べる本はこちらです🍀