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「Guerilla Live配信 〜陽の当たらない場所に、陽を当てる〜」のコンセプト

What|何をやるのか?

これから、「Guerilla Live配信 〜陽の当たらない場所に、陽を当てる〜」という活動をはじめよう思っている。

この活動では…

「陽の当たらない場所に、陽を当てる」をテーマとして、
神出鬼没的に、気分のままに、無計画的に、誰かと語り散らすライブ配信

…をしていく。

「陽の当たらない場所」とは?

僕のライフパーパスは、「陽の当たる場所」というものだ。

「陽の当たらない場所」とは、存在しているのに見過ごされたり、表現することが恥ずかしかったり、許可されていないために表現されない、社会や組織や人の側面、性質、特性、声のことを指している。

例えば…

  • 女性"性"の声
    男性"性"的な社会や会社組織の構造や作りの中で、見過ごされがちな女性"性"の側面・性質・特性・声

  • 経営者の孤独な声
    強くあらねばと自らを大きく強く魅せる傍らで、孤独で寂しさに満ちた声がある。ここに陽をあてることが、停滞する組織がブレイクスルーするきっかけになることもある。

  • 男性の中にある弱気な声
    「男のなんだから、泣かないの!」とか言われるけど、男だって弱くて寂しいだよ。(https://note.com/zero_point_field/n/n50fb685e3ec7

  • 人の無責任、無計画、衝動的、ひらめき、メンヘラ、不安定な側面
    こうした側面・性質・特性・声は、日本社会ではよしとされないが、海外ではこれらが普通に受け入れられているし、それで社会が成り立っている

長年、組織開発やリーダーシップ開発に関わってきた経験から、こういった陽の当たっていない声に陽が当たることで、組織や人が輝きと活力を取り戻し、創造性が爆発して、それが活動の躍進力になると思っている。

<男性性と女性性のキーワード>
男性性の性質は「力強さ・責任感・たくましさ・包容力・与えること・粘り強さ・リーダーシップ・論理的思考・決断力・行動力・持続力・推進力・発言力・大胆さ・計画性・合理性・客観性・自己主張・冒険・リスクをとること」など…

女性性の性質は「やわらかさ・ぬくもり・包み込む・慈愛・献身・サポート・理解すること・受け取ること・感情・直感・美しさ・母性的・育む・順応性・適応力・純粋さ・共感・傾聴・情緒・流れにのる・ゆだねる・癒し」など…

https://www.counselingservice.jp/lecture/34532/


Why|何故やるのか? 〜僕にとっての意味〜

1. 悪巧みパートナーを増やす場

僕がこのGuerilla Live配信を始める意味の一つは、共に悪巧みできる仕事仲間を増やしたいからだ。これまでの経験から、僕は何でも1人でやってしまう傾向が強かった。しかし、1人の限界なんて高が知れている。仲間と共に進めることで、人生がより豊かになると感じている。このGuerilla Live配信を通じて、既存の仲間との関係を深めるだけでなく、新しい仲間と出会っていくことを目指している。

2. エネルギー解放の場

二つ目の意味は、自分自身のエネルギーを日頃から適切に解放しておきたいからだ。僕はよく「秘めているエネルギー量が高い」とフィードバックを受ける。また、「"覇気"が強すぎて近づきにくい」とも言われる。これはフリーランスという職業柄、普段自宅に篭って黙々と仕事をしていて人と話さないことで、エネルギーをどんどんと内側に溜め過ぎているからではないかと考えている。その結果として、いざ会議や対話のファシリテーションの場面になると、なんだか色々とぶちまけるように話したくなってしまう。

僕にとって、喋り散らかすことは、エネルギーを解放するための重要な手段だ。Guerilla Live配信を通じて、日頃からエネルギーを発散し、会議やファシリテーションの場面で、コントロールできるようになると共に、日頃から発散させることで、"覇気"が出ないようにできるのではないかと考えた。

3. 自己の癒しと自己表現の場

三つ目の理由は、僕自身の「陽の当たらない場所に、陽を当てる」活動であり、それが自分自身の癒しのプロセスになると考えているからだ。僕は子供の頃から、とても直感的だったり、ひらめき重視であったり、衝動的だったり、無計画であったり、とても気分屋で、神出鬼没の感じで不安定で、メンヘラ気味だったり、暴走大好きだったり、ものすごい口が悪かったり、狡猾的であったり、破壊的であったり直感的でひらめき重視、衝動的で無計画な性質を持っていた。

これは心理学用語でいうと、「トリックスター性」なんだろうなと思っている。心理学的には、誰もがこの「トリックスター性」は持っているそうなんですが、僕の中にはそれが昔から色濃くある気がしている。

<トリックスター性とは?>
心理学で、いたずらや悪事、反道徳的な振る舞い、嘘つきなどの手段を用いて、一見反社会的で非倫理的な悪い存在に見えるが、既存の社会秩序・規範・価値間・権力などを風刺して否定することで、社会の新たな発展や改革のきっかけを作る存在とされる。ただし、本人は意図した計画的な行為ではなく、あくまで自然と立ち回っている内に、結果的にそのきっかけを作る。

トリックスターは人間の無意識に存在する「影」の一部とされ、自己の未発達な側面や抑圧された欲望を象徴します。トリックスターの行動は、個人が自分の限界を超え、新しい視点や成長の機会を見出す手助けをします。

トリックスターの登場は、固定観念や既存の枠組みを揺るがし、個人が内面的な変化を遂げるためのきっかけを提供します。彼らは、無意識の中に隠れている創造性や柔軟性を引き出し、自己の統合と発展を促進するのです。このように、トリックスター性は心理学においても変化と成長の象徴として重要な役割を担っています。

しかしながら、育った家庭環境だけにとどまらず、会社員生活をしていても、「やる目的は何か?」「計画はどうなってるんだ?」「自分の役割の責任を果たしたのか?」「ルールを守れ!」と、今の日本社会では受け入れられ難い素質であるため、「そんな自分はダメだ!克服しないとダメだ!それらを見せちゃダメだ!」と、ずっと臭いものに蓋をしようとしてきた。

でもね、そこにあるんです。あるものは、ないことにできない。

自分の中に「あるのにないことにされている」このエネルギーは、正直息苦しい。自分の中にあるトリックスター性に陽を当て、それらをもっと表現することで自己の解放を目指している。ただ、トリックスター性は反社会的な側面もあるため、その表現方法を実験する場としてこのGuerilla Live配信を活用したいと思っている。

Why|何故やるのか? 〜リスナーにとっての意味〜

リスナーにとってこのGuerilla Live配信が、どのような意味を持つのかを言葉にしてみる。

僕がこの配信を始めるきっかけとなったのは、ある友人から…

「あなたの知見や見解、考察はとても学びになるが、その学びの恩恵を受ける機会が少ない」

…と言われたことがきっかけだった。

その友人が何をもって「学びになる」と評価してくれたのかはわからないが、少なくともそう感じる人が1人でもいるということは、他にもそう感じる人がいる可能性があるということだ。

僕が発信することは、どんな価値になるのかはわからないが、とにかく発信してみることでフィードバックが返ってくる。それによって初めて、自分の考えや意見が、どんな人にどのように響いているのかがわかる。いずれ、リスナーの皆さんにとっても新しい発見や気づきの機会を提供できるのではないかと考えている。

中でも、僕自身が組織開発やリーダーシップ開発の仕事をしていることから、配信内容はこれらの分野と関連することが多くなると思う。

普段の生活や仕事の中で見過ごされがちな「陽の当たらない場所」にあえて陽を当てる。普段見てもいないからこそ、いざそこに目を向けてよくよく見ると、そこに大きな智慧が眠っていることに気づくきっかけになると嬉しい。

「今の部下育成ってもっとこういう工夫したら良いかも…」

「今のリーダーシップ開発が、いまいちなのはそういうことかもしれない」

「今の自分のリーダーシップじゃ、人はついてこないかも」

「今の組織運営に、新しいものの見方を捉え直してみると、こんな新しい気づきがあった」

「今の組織運営が全然うまくいかないのは、このあたりがイマイチだからかも」

…とか、組織や人々が新たな視点や活力を得るきっかけを提供したいと思っている。

How|どのようにやるのか?

Guerilla Live配信は…

  • 不定期で行う予定… 配信後すぐに次の配信をすることもあれば、数年後になることもある

  • 配信時間は30分を目安としながらも、気分次第で変更する

  • その日のテーマは配信直前に決め、台本やスクリプトは使わず、その場から話す

  • 1人ではなく、他のメンバーやゲストと共に進める

  • 自由に喋り散らかすことを目的とする。伝えたいメッセージなどはなく、結論もない。あったとしてもそれは結果論であり、目的は「喋り散らかす」こと

Being|どのような思想・あり方を大切にしているのか?

この取り組みで大切にしているのは…

「ゲリラ的である」

…ことだ。

<「ゲリラ」と「トリックスター性」の類似点とは?>
「ゲリラ」という言葉は、元々スペイン語の「小さな戦争」を意味する「ゲリリャ(guerrilla)」に由来し、正規軍ではなく非正規の小規模な武装集団が行う戦闘行為を指します。これらの戦闘行為は主に奇襲や待ち伏せといった非対称戦術を用い、敵の力を削ぐことを目的としています。現代においては、軍事的な文脈を超えて、突発的で予測不可能な行動や現象を指す言葉としても広く使われています。

一方、「トリックスター」とは、神話や民話、文学などで登場する、既存の秩序やルールを巧みにかき乱す存在を指します。トリックスターはしばしば、知恵と機知に富み、伝統的な価値観や権威に挑戦する役割を担います。その行動は、一見すると無秩序や混沌をもたらすように見えますが、最終的には新たな視点や変革をもたらすことが多いです。

「ゲリラ」と「トリックスター」を関連づけると、両者には既存のシステムや権力構造に対する挑戦という共通点が浮かび上がります。ゲリラ戦術は、正規軍との正面衝突を避け、奇襲や伏撃を用いて敵を撹乱します。この戦術は、一見すると秩序を乱すようですが、その背景には強大な敵に対する抵抗の意思があり、最終的には自らの生存や独立を目指す戦略的な行動です。
同様に、トリックスターも既存のルールや権威を巧みに揺さぶり、新たな秩序や理解を生み出します。彼らの行動は一見すると混沌や混乱を招くものの、長期的には革新や進化を促進する役割を果たします。

つまり、「ゲリラ」と「トリックスター」は、どちらも一種の反逆者であり、既存の枠組みに挑戦することで新たな秩序や価値観を模索する存在と言えます。彼らの行動は、現状に満足せず、変革を追求する人々にとっての象徴ともなり得るのです。

上記のようなゲリラとトリックスター性の意味合いを踏まえて、僕が大切にしているゲリラ的なあり方は3つある。

  1. 奇襲性・神出鬼没感

  2. スモール&スピーディー感

  3. 破壊と創造

今の時代には、一見「反逆者的に映るような、あり方・やり方」にあえて取り組んで、今の社会・組織・人を支配している固定観念や価値観を破壊し、新しい視点や価値観を見出すきっかけを提供したいと考えている。

まとめ

「Guerilla Live配信 〜陽の当たらない場所に、陽を当てる〜」は、ゲリラ的なあり方ややり方を用いて、社会や組織や人の中にある「陽の当たらない場所に陽を当てる」ことで、僕自身に癒しをもたらすと共に、リスナーの固定観念を解放するきっかけとなることを願った取り組みだ。

もし…

  • 一緒に取り組みたい!

  • 私が感じている「陽の当たらない」と思っているテーマも扱って欲しい!

…という方がいらっしゃたら、是非是非ご連絡お待ちしています!


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