誰も教えてくれない英文和訳の行間
皆さんが学校や塾などで英語の授業を受ける場合、高2以降であれば長文の構文解析と内容の解説が中心となり、受験を見据えて英文和訳の問題に取り組むことでもあるでしょう。その時に、こんなことを思ったことはないでしょうか?
英文和訳の問題の時、構文の解説は1個1個細かく要素を分解して教えてくれるけど、その後いきなり綺麗な和訳が出されてしまっていて、その間がどうなってるか分からないぞ…と。
今回の記事でお伝えしたいのは、その構文解析と整頓された和訳の間ではどんな作業が行われているかということです。
まず、解き方の流れを解説した後、実際の問題を使って実践方法をお伝えしたいと思います。
解き方の原則
まず、複雑な構文が出てきたときにやるべきことは、どこがSでどこがVが見分けることです。大抵、Sが異常に長くなっていることが多いので、どこまでがSか把握するだけでもだいぶスッキリします。
次に、関係代名詞などで修飾がかかっている場合は、どこがどこを修飾しているのか矢印などで明確にしてください。
最後に、and やorなどの等位接続詞が何と何を結んでいるのか丸などで囲んではっきりさせてください。(動)名詞同士なのか、V+Oを結んでいるのかパターンは様々ですが、両者の品詞はほぼ100%一致します。
ここまでで下準備はできているので、次は実際の和訳に移っていきましょう。
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