私が推測する「日銀黒田総裁」の思惑
おはようございますw
止まらない円安。
連日、ニュースで取り上げられています。
ほぼ毎日と言っていいほど、ニュースで円安という言葉を聞きますね、最近(笑)
そんなこんなで1ドル140円台になるのも時間の問題とされる中、日銀黒田総裁は、
今の「円安」は日本経済にプラス
と発言。
そう、あの
日本の家計の値上げ許容度も高まってきている
と発言し、プチ炎上したあの黒田東彦さんです(笑)
経済学的には、間違った発言ではないらしいですが、一般消費者の立場からすれば、この値上げ許容発言は、許せないという意見が大半。
私としては、日銀総裁に一般消費者の目線を求めるのはどうかと思いますけど・・・・・
一般の感覚が分かるわけないでしょう(笑)
さらに、黒田総裁は、これまでどおり、金融緩和を継続する意向も示しております。
ここだけはブレないですよね、黒田さん。
一貫しています。
そこで、黒田総裁の思惑について、勝手に考察してみました。
2つあります。
デフレマインドとの対決
1つ目。
長年に渡り、日本人に植えついた「デフレマインド」を変換させたい。
黒田総裁は、
日本人が持つデフレマインドをどうしても変えたい
と考えているのではないでしょうか。
バブル崩壊後、デフレに苦しむ日本。
値上げイコール悪。
企業努力で値下げするべき。
などなど、もう、日本人のマインドがそうなってしまっていますよね。
ガリガリ君の値上げであれだけ大騒ぎする国ですからね(笑)
私的に、日本人の値上げ許容度が高まってきているなどの発言は、黒田総裁の本音のように感じられます。
本音もしくは、
そうだったら良いな
みたいな(笑)
物価目標2%上昇というのはあくまで建前の目標で、本当は
デフレマインドを変えたい
というのが黒田総裁の思惑だと推察します。
円安を進め、インバウンドを呼び込む
続いて2つ目。
黒田総裁が円安を止めないのは
インバウンドを呼び込みたい
からではないでしょうか。
観光立国を掲げて、当時、安倍総理と菅官房長官が進めたインバウンド。
外国人観光客を呼び込むため、ビザの要件緩和を進め、外国人が入国しやすくなりましたよね。
多くの外国人が日本を訪れ、中国人を始めとする爆買いなど、短期的な経済効果としては、抜群の政策でしたからね。
その経済効果をもう一度みたいな。
そういう考えが黒田総裁の中にはあるのではないでしょうか。
政府も、感染状況に応じてと前置きしつつ、徐々に外国人受け入れの間口を広げつつありますからね。
円安を止めたくないのは、きっと、そういう思惑があるのではないでしょうか。
まとめ
以上、私が推測する「日銀黒田総裁」の思惑というテーマで書きました。
デフレマインドの変換。
インバウンドの呼び込み。
デフレマインドというのは、確かに、良くないと思います。
私は決してお金持ちではないですが、マイナス思考は嫌なので、デフレマインドも嫌いです。
なので、どちらかというと、黒田総裁寄りの考えを持っています(笑)
ただ、いきなりデフレマインドを変えろと言われても、それは無理な話だと思います。
それは、十分理解できます。
なぜかと言えば、このマインドは、長年に渡り、日本人の心に沁みついたものですから。
簡単に変えられるわけがありません。
少しずつで良いから、変えて行かなければならない・・・・
・・・・そう思うのです。
そうじゃないと、本当に、日本が貧しい国になってしまいそうな気がします。
以上、参考にしてください。
では、また。