【転職エージェントが教える】総合型エージェントと特化型エージェントの違いと使い方!※専門特化型エージェント編
【はじめに】
前回は、総合型の転職エージェントを使うメリット・デメリットについてごご紹介させていただきました。
人材紹介の歴史自体は30年程とまだ若い業界ですが、
近年では、「IT分野特化」「バックオフィス特化」「士業特化」「○○県特化」など、
カテゴリーを特化することで、高い専門性を持つ転職エージェントも増えています。
特化型エージェントは、大手でも広告やPRを行うことが少ないため、
皆様の中には、特化型というものをはじめて聞いたという方もおられるかもしれません。
そこで今回は、特化型エージェントのメリット・デメリットについてご紹介出来ればと思います。
皆様のご参考になれば幸いです。
【特化型エージェントのメリットについて】
業界知識が豊富
ネットに載っていない情報も持っている
提案力が高い
などといったメリットがあります。
【特化型エージェントのデメリットについて】
拠点展開が少ない(遠隔の場合はWEBや電話が主流)
求人数は総合型に比べて少なめ。対応エリアも都市部など集中しがち。
総合型に比べ属人化しやすいため、エージェントの質に当たりハズレがある
などが挙げられます。
まず、先述のメリットについて。
特化型エージェントの一番の魅力は、業界・職種に対する専門的知識です。
例えば、国家資格を有する公認会計士や税理士、社会保険労務士など
差別化が難しい分野であっても、
各事務所ごとの得意・不得意や社風、どのようなビジョンを描けるか、資格や経験値を活かせるかなど、
その高い提案力を活かして、求職者の皆様が想定もしていなかったキャリアパスも提案してくれます。
業界・職種を熟知しているので、転職時に限らずその先の未来まで考えてくれているエージェントが多いのも魅力の1つと言えるでしょう。
逆に「特化」の関係上、扱う業界・職種以外の求人は基本無いとお思いください。
特に人材業の場合、業務を開始するにあたり国へ届け出を出す必要があり、
その際に扱うカテゴリーを設定してしまっているのです。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
特化型エージェントも総合型エージェントもそれぞれメリット・デメリットが明確に存在します。
可能であれば、まずどちらも登録してみて紹介状況やエージェントの質などを鑑み、どちらを使うか絞っても良いかと思います。
是非、ご参考になれば幸いです。ありがとうございました。