コロナ禍で注目のソーシャルギフト(eギフト)とは?徹底解説!
コロナ禍でソーシャルディスタンスが定着し、なかなか友人と会えなくなっている大変な時代ですが・・・。いつもの通り朝LINEをちぇくすると、 「ヤバイ!今日は高校時代の友人の誕生日ではないか!?」、忘れてた! という経験ありませんか?LINEやスマホのカレンダーに急に知人の誕生日が表示されることありますよね!忘れてた~。どうしよう・・・。
また、新生活がスタートする今年の4月はコロナの感染拡大真っ只中、大切な人の入学式や入社式等、本来ならフォーマルなお祝いを贈るべき相手に、「お祝いが贈れなかった」という方もいるのではないでしょうか。不便な世の中になってきましたよね・・・。
そんな皆さんに本日は、「ソーシャルギフト」について解説していきたいと思います。ソーシャルギフトの「ソーシャル」はソーシャルネットワークの「ソーシャル」です。簡単に言うとSNSやメールで贈り物が出来るサービスです。早速私の携帯で見てみましょう!
一番手身近なのがLINEギフトです。LINEを開くと右下にウォレットがあります。ウォレットを押して下にスクロールすると上の画面の「友達にギフトを贈ろう」という画面に遷移します。試しにスターバックスの500円券を選んでみますね。
自分にも買えるようですね。今回はギフトなので「友達にギフト」を選んでみます。次の画面で「送りたい人」を選択します。そうすると下の画面に遷移します。
2項目に同意すると・・・・。支払いが画面が出てきますね。今回はクレジットカード払いにして内容を確認してOKをすると通常のメッセージを送る画面で送付されます。
受けとる側もメッセージに「LINEギフトが到着した旨」が通知されるので、「ギフトを受け取る」のボタンを押すと下記、バーコードが出現します。
こちらのバーコードをスターバックスの店頭で見せれば普通にお買いものが出来るという仕組みです。
ソーシャルギフトには以下3つの種類があります。
①メール、SNS送付型
これは先ほど説明をしたLINEギフトや最大手では「gifftee」が有名です。LINEギフトよりも遅れる種類が豊富です。ギフト一覧のURLを貼っておきますね。
一般的には個人⇒個人へとギフトを送りあうと思われがちですが、最近では企業⇒個人への送付も増えてきています。来場者特典や、アンケート回答、サイト登録、懸賞など、従来では商品券、Quoカード、ノベルティーなど現物が多かったと思いますが、今はソーシャルギフトでサクッとメールやLINEに送ってしまう企業も増えています。コロナ禍で対面が出来なことと、また、配送費がゼロで済む、梱包・配布作業ゼロなど法人側にもメリットが多いということで、今後の企業の利用はどんどん拡大すると見込まれております。
矢野経済研究所の発表した「2019年版 商品券・ギフト券/ソーシャルギフト市場の実態と展望」によると、2018年度の商品券・ギフト券/ソーシャルギフトの市場規模は約8,628億円であったことがわかりました。その内訳は商品券・ギフト券*2が7,461億円、ソーシャルギフトが1,167億円となっており、2023年のソーシャルギフトの市場規模は113%増の2,492億円になると見込まれています。1167億⇒2492億の見込みです。ただ、この数字は2019年時の見込みとなります。コロナ禍においてこの市場はますます伸びていくと予想できますね。
ちなみにこのソーシャルギフト。企業から送られてきた際に、先ほどのスターバックスのように商品が決まっているとケースとカタログから選べるケースの二通りに分かれます。また、商品によっては家に配送してもらえる商品、コンビニなど店頭に受けてとりに行く商品に分かれるなど、様々な受け取り方があるのが特徴です。
商品を提供するお店側も店頭への来店が促せるということで、積極的に導入している企業が増えています。
ゴディバさんや・・・。
スープストックさんもあるようですね!
また、皆さんよく見ると思いますが、Amazonギフト券、iTunesギフト、Google Playなど、良くコンビニの店頭に陳列されているプリペイドカードもデジタル化してきています。
こういった種類のカードもどんどんデジタル化されSNSやメールで贈られてる時代に突入してきましたね。
ソーシャルギフト、大変便利そうだけど失礼じゃない?と思われる方もいらっしゃると思います。ソーシャルギフトは「カジュアルギフト」の位置づけとして活用されており、フォーマルな贈り物の位置づけではありません。金額も500円、1000円、3,000円など、もらう人が受け取りにくいような高額のギフトを贈る文化ではないんですね。誕生日やお祝い事だけじゃなく、仕事を手伝ってもらったお礼とか、喧嘩した後の仲直りの「ごめんね」とか。そんなイメージです。だっていきなり1万円のギフトが贈られてきたらびっくりしますよね(笑)
注意して欲しいのはスターバックスのようなギフトは1度しか使えません。おつりもでません。現金との併用は可能となりますので、500円をもらったら500円以上の商品を買いましょうね!
また、不思議なことにソーシャルギフトって価格破壊が起こるんです。仮にスターバックス1000円分をもらったとします。言葉は変ですけど、スターバックス1000円分って結構バリュー高くないですか?贈る側は1000円だと安いかなって思っても、何故かもらう側は高額と感じ大変喜んでもらえます。
今年の母の日に初めて妻にAmazonギフト券3000円を贈りました。メールで送付できるのですが、メッセージをつけたりカードのデザインを変更することも出来るんですね。私が選ぶセンスの悪い贈り物より「選ぶ楽しみを贈るギフト」ですね。残念なことに大変喜んでさっそくAmazonで商品を選んでいました・・・。多分ですよ。これ私の経験則ですが・・・。男性は選んでもらう方が嬉しいんですよ。けど、女性は自分で選びたいんでしょうね。
Amazonギフト券のリンク貼っておきます。テッパンで喜ばれるギフトです。決め台詞は「選ぶ楽しみを贈る」です(笑)メールアドレスが分かれば誰にでも贈れます。
コロナによって新たな生活様式が注目されていますが、このソーシャルギフトもどんどん活用される時代に突入すると思います。是非、皆さんも利用してみてはいかがでしょうか。
ちなみに私のソーシャルギフト笑い話です。普段LINEをする知人が誕生日の時はみんなに送っています。年間30人くらいですかね。500円のスターバックスのギフトです。私の誕生日の時にみんなから贈られてきます。今年は2万円くらい戻ってくるという珍事が。贈った金額より多く戻ってきました。感謝です!最近はクライアントさんや社内メンバーととLINEで連絡を取り合ったりする機会も多いと思います。500円のスターバックスギフトやAmazonギフト券が絶大な効果を生むかもしれませんね!飲み会で少し多く払ってもらったり、御馳走していただいた先輩に送るとかもありですよね!少額でいいんです。気持ちが贈れるギフトです。是非色々なシーンでお試しください。
ただ、一つ課題を言うと商品ラインナップがまだまだ少ないですよね。世の中これだけ商品やお店があふれています。QR決済が出来るのと同じレベルで色んなお店の商品を送ってあげたいですよね。
また、発展形はデリバリーをして欲しいですよね。Uber Eatsや出前館さんと提携し、貰ったラーメン次郎さんのギフトをぽちっと押すと20分後に自宅にラーメン次郎が届くとか。けど、私が知らないだけで、既にこういったサービスを考えている企業もいっぱいありそうですね!出前館さんとLINEグループさんが提携したのもこの辺が狙いっぽい気もしますが。フードデリバリーのマーケットとソーシャルギフトのマーケット。うまく連携したら世の中楽しくなりそうですね!
最後にもう一つご紹介。実はソーシャルギフト、ポイ活サイトで貯めたポイント交換アイテムとしても商品としてラインナップされているんですよ。
ドットマネー、モッピーも貼っておきますね!色んな活用がされていますね。いずれにしてもポテンシャルしかないこのソーシャルギフト市場。これから注目のマーケットだ思います。是非、皆さんも初めてみてください!
尚、法人向けのサービスを展開している企業もいくつかありますのでご紹介しておきますね。
NTTカードソリューションさんが提供するEJOICAセレクトギフト
全日空商事さんが提供する選べるe-GIFT
SBギフトさんが展開するSB Gift
個人向けだと・・・。
ギフトパッドさんが展開するGift Pad。こちらは主にカタログギフトのデジタル版ですね。
SK planet Japanさんが展開するcotoco。韓国No1の会社さんが日本で展開しているサービスですね。韓国でも既にソーシャルギフトは定着しているようです。
以上、今回はソーシャルギフトについてご紹介させて頂きました。是非、皆さんも日々の贈り物の中でちょっと取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただいて有難うございました!
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