『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
原題「Borg/McEnroe」
◆あらすじ◆
端正なマスクと、コート上での冷静沈着なプレイから「氷の男」と呼ばれたビヨン・ボルグは、20歳でウィンブルドン選手権で初優勝し、4連覇の偉業を成し遂げた。絶対王者として君臨するボルグの前に現れたのが、宿敵ジョン・マッケンローだった。天才的な才能を持ちながらも、不利な判定には怒りをあらわにして審判に猛烈に噛み付いていくマッケンローは「悪童」と揶揄された。80年ウィンブルドン選手権決勝戦のコートで、そんな真逆の個性を持つ2人の天才が対峙する。
ボルグ役のスヴェリル・グドナソンにずーっと目がだったわ!
歴史に残るタイブレイクは知っててもやっぱりドキドキした。
・・・勝ち続ければそれだけ期待とその重圧に押し潰されそうになる。
【時】は必ず自分を仕留めに来る刺客を齎す。
物凄いパワーと気迫を持った刺客。
そして、その時点で現勝者の中では自信が不安に変化する。
敗北への恐怖…勝ち続けた者にだけ訪れる感情。そして刺客は幼い頃からずっと憧れた相手に斬りつける。
この手の映画はどれを観ても胸が痛む…歴史に名を残す偉業者は余程の精神力が必要だな。
スゲェ才能とか無くて良かった(笑)
リアルで観たあの試合の結末のシーンには同じ様に感動を覚えた。
ボルグのその後を思うとちょっと泣ける。
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