映画感想『RRR』
原題:「RRR」
※ タイトルの「RRR」は「Rise(蜂起)」「Roar(咆哮)」「Revolt(反乱)」の頭文字に由来。
楽しかったぁヾ(≧▽≦)ノ
1920年、英国植民地下のインド。
立場の違う屈強な2人の男ビームとラーマが出会いそれぞれの使命感で超高濃度なスペクタクル大作を描き出していく。
同監督の『バーフバリ』が好きだったらこれも楽しめると思うが今作の方がもっと庶民的な話なので入り込み易い。
ただ『バーフバリ』の様にラストで観客を巻き込んでのコールが起こるような事はない(笑)
あの当時『バーフバリ』を観ながら皆んな拳を振り上げ「バーフバリ!」「バーフバリ!」と叫んでいたっけ…(マジかッ⁈)
それと支配者側がかなり極悪非道で残忍な描かれ方なのでそこで賛否ありそうだ。
これ相当残虐極まりなくて、正直「英国人の印象、悪っ!」だ。
英総督・スコット役はレイ・スティーヴンソン(『マイティ・ソー』のヴォルスタッグ)、その妻キャサリンをダブリンの女優アリソン・ドゥーディが演じてるんだがこの女がただモンじゃない!
無慈悲な悪魔ぶりがマジ恐ろしかったわ。その妻の非道を全て受け入れる総督はもしや妻の影響で悪に磨きがかかったのでは?と思ったりしてね。
マイティ・ソーの親友だったのにー(´༎ຶД༎ຶ`)
とにかく2人とも好演ざんすよ。
しかーし!
その極悪非道もあって、内容はそれを乗り越える為のアクション、ユーモア、ブロマンスと色んなエレメンツてんこ盛りで見応えガンガン爆上がりだ!!
笑っちゃうくらいの大袈裟&ありえねぇ感大歓迎!
それでこそラージャマウリ監督作品てもんよ!
中盤に組み込まれる二人のシンクロダンスが超絶凄くてこれはかなり楽しませてくれる。
あまりの高速ダンスなんで心臓が弱い方はお気を付け下さい…観てるだけでもバクバクしちゃうからねww。
&マッチョ2人が織りなすシンメトリー美にも注目だ。
個人的には冒頭ビームが猛獣と追いかけっこ?するシーンがあるんだがその伏線回収が圧巻!
猛獣好きには堪らんかったわ❤︎
とにかく【interval】の文字を差し込んだまま休憩返上で突っ走るぜの3時間!
あっと言う間で全く飽きずに観られた。
御トイレだけはちゃんと済ませておいてね。
飲み物も後半で飲みましょう。
全編見所なんで!(๑•̀ㅁ•́๑)✧
最後は2人でランボーなんで!
てか、監督ラストのダンスシーン踊ってましたね。
2022/10/24