『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
原題「Darkest Hour」
◆あらすじ◆
第2次世界大戦下のフランス・ダンケルクにて、ドイツ軍に追い詰められる英仏連合軍。徹底抗戦か、和平交渉かの瀬戸際に彼らは立たされる。一方、英国では、新首相チャーチルが欧州、そして世界の運命をも左右する決断を迫られていた。
「何が本当に自分の利益であるかということを知ることは容易ではない」
チャーチルの言葉だがまさしく閣僚に反対されながらも絶対絶命の戦況でヒトラーに対峙しナチスと戦い抜く事を選んだ彼の心情が見えるようだ。
しかしこのスクリーンに映されるチャーチルの魅力はゲイリー・オールドマンありきに感じさせる辺りは「シド・アンド・ナンシー」からずっと見続けた自分にとって非常に灌漑深いものがある。
彼が党内からは疎まれながらも国民には支持された事を示す国民との対話シーンには胸を打たれた。
そしてジョージ6世との美しい交友シーンも良い。
※このシーンだけでチャーチル×ジョージ6世のBLが書けそうなほどラブ注入されてたよぉ〜(笑)
ゲイリー・オールドマンとベン・メンデルソーンは個人的にかなりヤバい。
原題の「DARKEST HOUR」彼が担った数日はまさしく【夜明け前】と言う意味なのだろう。見応えあったなぁ。
そして辻氏の技はかなり凄かった!
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