『メアリーの総て』
原題「Mary Shelley」
◆あらすじ◆
19世紀のイギリスで小説家を夢見る少女メアリーは妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。2人は互いの才能に惹かれあい、情熱に身を任せて駆け落ちするが、メアリーは数々の悲劇に見舞われてしまう。失意の中にあったメアリーは詩人バイロン卿の別荘で「みんなで1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられ……。
序盤はなんだか16歳の少女の夢見がちな恋愛モノみたいなスタートであれあれ?って思ったんだけどこれが或る時点から一変するんだなぁ。
見応えある映像美と隙の無い人物描写が相まってあの超有名な小説の誕生秘話?を体験できた。
これが19世紀女子の人生かと思うと複雑な思いになるなぁ。
自由と無責任の区別がつかない男の仕打ちでさえ彼女の傑作の起爆剤だなんて人生に起こるものを活かすも殺すも自分次第なのか?と思ったりして。
しかし美術と衣装がステキ( ✧Д✧) キラーン