映画感想『ターミネーター:ニュー・フェイト』
原題「Terminator: Dark Fate」
◆あらすじ◆
メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーは、未来から来たターミネーターに襲われる。そんな彼女の窮地を救ったのは、同じ未来から送られてきた強化型兵士だった。ターミネーターが執拗な追跡を続ける中、伝説の女戦士サラ・コナーが彼女たちの前に現れる。
ダダンダッダダン!
ダダンダッダダン!
正直リンダ・ハミルトンの勇姿さえ見られれば…と観に行ったんだけどそこは『デッド・プール』のティム・ミラー監督、ストーリーは1、2の焼き直し感あるけどでもでもやっぱりアクション楽しめたぁぁ!
始終チカラ入ったわ。
そしてあの過去作に見た異種間の絆的切なさもちゃんと描いてる。
今回は主役3人が女性と言うのもナウい(笑)
その中でもナタリア・レイエス演じるダニーが精神的に逞しく成長していくのが楽しかった。
終盤の顔付きが最高にカッコエエ!
まぁねぇ・・・『T2』のT-1000のクール且つシャープさとあのメタル感は本当に好きだったから今作のREV-9のタールみたいなのはちょっと頂けなかったんだけどでも融けた身体が再び形成する過程のシーンとかは見応え感じたわ。カッコ良かった黒光りがww
もちろんシュワちゃんの渋いT-800(何番目の個体なのかな?)もよろしくてよ。
「I WON’T BE BACK(もう戻らない)」なんて粋な台詞を言わせちゃう所にも泣けた。
マシーンに【愛】を語らせない所も気に入った!
「人間のソレとは違う」って台詞はやっぱりキッパリしとかないとダメな気がする。
AIがいくらお勉強が出来ても【感情】と言う部分は譲れないと思ってる。
あともしかして『T2』でシュワちゃん溶鉱炉に親指立てて落ちて行ったやん!死んだんじゃないのん?って思った人居ると思うんだけど(前述したけど)T-800は何体も居るって事で『T1』と『T2』と今作のシュワちゃんは全部違うシュワちゃんなんだよねぇ~~~!!
カールおじさんって!!明治製菓かっ!ってツッコみたくなったわ(笑)
しかしカーテン屋やってて途中で生地の薀蓄たれてんの笑える。かなりマジ顔で!ww
とにかくサラ・コナーとT-800の関係性にも注目だし焼き直し感満載のストーリーだけどそれは【紛争・戦争】と言うテーマが不変的にまかり通ってしまう人間界の現状への楔としてやっぱりズキっと来るからこれはこれで約30年経っても決して古臭いとかもう要らないってもんじゃない。悲しいけどね。
予想以上に楽しめたので良かったわ。
感想が「サラ・コナーがカッコ良かったです」一文だったらそれはそれでいいかって思ってたからねwwwwwwwwwwwww。
大抵憧れっての無いんだけどね・・・
バズーカぶっ放す女は憧れる!!
大昔、モノホンの銃は撃った事あるけどあの時もうちっとデカイの撃たせて貰えば良かったとマジでずっと後悔してるんだよな・