由比缶詰所の特撰まぐろオリーブ油漬を3倍から30倍おいしく食べるためのレシピ
個人的に地球上でいちばん好きなツナ缶、由比缶詰所の特撰まぐろオリーブ油漬。缶の油までまるごと使えるうえに、サッパリしていて異様なまでに美味しい。
布教(お裾分け)するたびにレシピを説明するのが面倒なので、仕事の合間につらつら書いておく。誰かの参考になれば幸い。
ツナとキャベツのサラダ(白缶)
ツナ缶のオリーブオイルをドレッシングの代わりに和えて作るサラダ。
急な来客の時にメインのおつまみを作りながら「先ちょっとこれでビールでも飲んでて!」という時間稼ぎにも。
材料
特撰まぐろオリーブ油漬 (白缶) 1缶
キャベツ (面倒ならカット野菜でもOK) 食べたいだけ
大葉 (あれば。更にミョウガを足しても良い) 3-5枚
レモンの絞り汁もしくは米酢 適量
塩 適量
コショウ 適量
ニンニク(チューブでも可。酒のツマミにする場合) 適量
つくりかた
キャベツと大葉を千切りにしてボウルへ
ボウルへツナ缶の中身を油ごと入れる
レモンの絞り汁ないしは米酢、塩コショウで和える
酒のツマミにするならすりおろしたニンニクを入れる(時間があれば)馴染んでしっとりするまで30分程度冷蔵庫で寝かせておく
ツナとジャガイモのポテトサラダ(白缶)
キュウリやマヨネーズを使わずツナとジャガイモ、ニンニクだけで作るポテトサラダ。
昔この「なんだかよくわからないけどおいしい」レシピを見つけてから酒のツマミのポテトサラダはこればっかり作ってる。
材料
特撰まぐろオリーブ油漬 (白缶。細かめのマッシュでなめらかな感じが良ければ緑缶) 1缶
ジャガイモ 中2個
ニンニク 1片
バター 1かけ(10g)
コショウ 適量
つくりかた
皮付きのジャガイモとニンニクを茹でる
先にジャガイモを茹でてから、途中でニンニクを入れる1の皮を剥いてマッシュ
冷めないうちに油を切ったツナとバターを入れて和える
和えながらツナをほぐす引くぐらいに大量のコショウを挽く。コショウは断然黒
ZAZEN BOYSのポテトサラダを聴きながらマッシュすること。
万一ボウルに一杯のポテトサラダが食べたい衝動に駆られた時は同じ割合で分量を増やせば夢は叶うと思う。
ツナとトマトの和風スパゲティ(緑缶)
ダシの効いたオリーブオイルをベースに作るスパゲティ。
手軽に作れる割に満足度が異様に高い。
材料
特撰まぐろオリーブ油漬 (緑缶)
スパゲティ (お好みの太さ) 1-2人前
大葉 2-3枚
トマト (フレッシュでもホールでも) 中1個, ホールなら缶半分
ニンニク 1-2片
醤油 適量
コショウ 適量
オリーブオイル (缶の油で足りない場合) 適量
塩 (パスタを茹でる用) 適量
つくりかた
ニンニクとトマトと大葉を刻んでおく
ニンニクはみじん切り、トマトはダイスカット、大葉は千切り別鍋でスパゲティを茹でる準備をしておく(鍋に湯を沸かして塩を入れておく)
刻んだニンニクとツナ缶の油をフライパンへ、弱火にかけて香りを出す
缶の油で足りなければ別途オリーブオイルを足すフライパンへツナとトマト投入、炒める
4と平行してスパゲティを茹で始める
もし余裕があればここで洗い物をしておく。もし同時進行で調理するのが難しい場合はここで一旦フライパンの火を止めて、スパゲティが茹で上がる前に再度フライパンを温めれば良い醤油とコショウで味付け、スパゲティに和えることを考えて少し濃いめに
茹で上がったスパゲティをフライパンへ。ほんの少し茹で汁を加えて、和えながら水分を飛ばす
盛り付け。刻んだ大葉を添える
ツナとトマト、青物の和風スパゲティ(白缶)
上記を白缶に代えて青物(菜の花、豆苗、ブロッコリー等々)を追加した応用編。トマトも煮崩さずにゴロッとした感じにしておくといい。
青物の下茹でが要る場合はスパゲティを茹でる鍋でサッと湯通しして、色が飛ばないように6のフェーズでフライパンへ合流するように。
具材が増えるので味付けはより濃いめに、オイルソースによく絡めてからスパゲティと合流させる。
ツナとナスのそうめん(緑缶)
おりえさんのレシピから拝借。夏場はこれが簡単でうまい。
材料
特撰まぐろオリーブ油漬 (緑缶) 1缶
ナス 1本
そうめん 食べたいだけ
めんつゆ
薬味 (大葉, 梅, ミョウガ, ゴマ等々) 適量
つくりかた
鍋でそうめんを茹でるための湯を沸かす
1と平行してナスを5-8mm角の賽の目切りにする
炒めるのでアク抜きは不要ツナ缶の油と2のナスを別鍋へ、弱火でサッと炒める
3にツナ、めんつゆを投入して煮立てる
必要に応じて薬味を刻んでおく
そうめんを茹でて、水で締める
3の段階で輪切りにした唐辛子を入れても良いかも。
ツナのアヒージョ(白缶)
ツナ缶のオリーブオイルで煮立てるアヒージョ。酒のツマミにしてもいいし、軽くトーストしたバゲットを浸して食べるのもいい。
注意事項
具材が撥ねて火傷する原因になるので、野菜等水気の多い具材は必ずキッチンペーパー等で水気を拭き取ること
とにかく弱火をキープ。高温だとツナも撥ねます
煮立てた油がブクブクしないよう、フツフツとした状態を保つように小さな子供やペットがいる家庭では調理後も気をつけること
フライパンを火から下ろしてテーブルへ運ぶ際は特に注意たまに缶ごとオーブントースターや直火にかけるレシピが散見されるものの、火加減の調整ができないことや溢れた油や具材で火傷するリスクがあるので必ずフライパンで作ること
オススメはLODGEのミニスキレット(5インチ)。ひとつあると目玉焼きを作ったりするのにも便利ですよ!
材料
特撰まぐろオリーブ油漬 (緑缶) 1缶
ニンニク 1片
鷹の爪 1本
きのこ類 (マッシュルーム, しめじ等々)
塩 適量
コショウ 適量
その他入れたい具材 適量
オリーブオイル (ツナ缶の油だけだと足りないので)
つくりかた
具材を刻んでおく。ニンニクはスライス、鷹の爪は輪切り。
フライパンへツナ缶の油、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を投入。極弱火で温める
油量の目安としてはフライパンの底から5mm-8mmぐらいニンニクの香りがしてきたらツナを投入
撥ねないように、油の温度(火加減)に注意頃合いで他の具材も投入
一気に入れると油の温度が下がるので、フツフツとした状態になるまで観察しばらく煮る
具材の頭が油から出ていてもかき混ぜれば油が回るので気にせず(必要があれば)バゲットをトーストする
フライパンから目を離さないように塩コショウで味付け
おわりに
分量はすべて適当なので、何回か作りながら自分の好みを探したりアレンジしてもらえたら幸い。無責任な話で恐縮ではあるけれど。
今後もたまに加筆していきます。