漫画の魅せるコマ割りとは?
いつもお読みいただきありがとうございます🙏✨
タカミチです。
「ジャンプ次世代バトル漫画賞」用作品のネームが36ページまで進みました。
あと10ページ!
。。。と言いたいところですが、気づいてしまいました。。。
コマ割りがベストではない、ということに。。。!
まぁそれは当たり前で、46ページまで描いたら見直しと修正をするつもりでした。
今回は見せたい内容を少し詰め込み過ぎて、コマ割りが多めになりがちで、1ページ平均で5~6コマになっていると感じます。
ちなみに、『呪術廻戦』のバトルシーンは基本2~4コマが多いので、1コマあたりが大きく、迫力のある演出を実現できていると感じます。
自分が漫画を描く側になってみて、初めて芥見先生の凄さに舌を巻きます。
この、コマ数が増えるとバトルの迫力が出しづらくなる、という点に悩んでいたんですね。
どうにか出来ないか?と考えていて閃いたのが、、、
2コマを1コマに集約する
という単純なことでした笑
でも、これ、場面によっては重要なテクニックなのではないか?と感じています。
例えばAとBが、Cと戦っていて、連携攻撃を出したとします。
1コマ目 Aが攻撃
2コマ目 Bが攻撃
3コマ目 Cが大ダメージを受ける
バトル漫画を読んでいると、基本はこうした流れで構成されていると思います。
基本はキャラ毎にコマを分けで問題ないですが、今回目を付けたのが1コマにおまとめできるシーンはないか?と思ったんです。
探してみたら3か所くらいありました。
このテクニックのメリットは、魅せコマに出来ることと、キャラ同士の息の合った攻撃を演出できることです。
別にAとBの攻撃がどっちもヒットしていなくてもいいんです。
Aの攻撃は躱したけど、Bの攻撃が当たっているでも、どっちの攻撃も当たっていないでもいいと思います。
『僕のヒーローアカデミア』とかは割りとこうしたタッグ攻撃のコマが多いように思います。
一方で、『NARUTO』などは細かい映像表現を意識しているので、キャラ毎にフォーカスを当てている印象です。
僕はゲーム会社で長らく『NARUTO』作品に関わっていたので、岸本先生の演出が好きで目指していたりします。
魚眼レンズはパクるかさすがにまだ試案中ですが笑
そのうち自然とパクりそうですし、『NARUTO』に影響を受けていると思われることも、逆に嬉しかったりするので問題ないんですが。。。
岸本先生には会ったことはありませんが、ナルトの声優の竹内順子さんと、シカマルの森久保祥太郎さんとは会社で話したことがあります。
シカマル推しだったので嬉しかったですね。
DELLのデスクトップとXPPENのペンタブになってからしっかりした絵を描いていなかったので、サムネ画を描いてみました。
沖田総司の姉の沖田光です。
前環境のサーフェスプロ7では、凝ったブラシは使えず、筆圧感知がないのに描画遅延はあるという鬼環境でした。
今は和タッチ風のかすれペンでゴリゴリ描いても遅延は発生しないので、ちょっとクオリティを上げられたかなと思います。
和風タッチを目指しているんですが、かすれペンの設定がまだまだ納得行っておらず、模索中です。。。
少年漫画の勢いを殺さずにいい感じに和風テイストを目指していきます!