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夢枕に里見忠義公。
3月13日が「里見の日」に認定されて、どんなイベントを開催するのか、あえて動かずに暫く地元の人達にお任せしてまして。残り2ヶ月を切っても何の連絡も無く。「やっぱり僕が動かないとダメなんだな」と再確認したので、そろそろ助け船を出す事にしました。
何が良いかな~と考えながらウトウトしていたら、里見忠義公が夢枕に立たれまして。
8年前に里見氏改易の謎を教わって以来のご登場に「ご無沙汰しております。その節はお世話になりました」と恐縮しながらご挨拶。
ちなみにお姿はボンヤリと、お声はハッキリ聞こえます。
「里見の日に何をしたら喜ばれますかね?」とお聞きした所、「里帰りは、したいですね~」とのお答えでした。
里見忠義公と八賢士が亡くなって今年で403年。忠義公は安房国への帰国を夢見ながら29歳で病死しましたが、確かに「里帰り」は実現していません。
早速里見のお婆様に電話した所、丁度推進委員会の面々がお揃いのタイミングでした。
これは忠義公のお導きだなと感じて、忠義公と八賢士の遺品を倉吉市からお借りして、館山で公開するアイデアを出しました。皆さん「それは良い案だね!」と賛同してくれて、早速倉吉市に打診して貰う事に。
忠義公が奉納した「棟札」は現存しているだろうし、可能ならば位牌や刀を鶴ケ谷八幡宮に移して1~2カ月一般公開出来れば、「四百年ぶりの里帰り」は大きな話題になります。
みんなで手作り甲冑姿で遺品を出迎えて、里見流日本舞踊の披露も出来れば、最良の供養になります。ついでに「童子切安綱」も里見氏から強奪された宝刀なので、里帰りさせて欲しいです。
毎年3月13日の里帰りを恒例行事にしてNHKで報道して貰えば、里見祭の替わりの新たなイベントが誕生します。
果たしてどうなるか、地元の皆さんと協力しながら、里帰りに向けて動きます。
それにしても、「よろしくお願いしますね」と聞こえたお声は、本当に穏やかでしたよ。