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もっといい家族になれたのに

私は、家族が好き。親戚も好き。 でも、弟が嫌い。何度もこいつさえいなければもっといい人生だったのにと思っていた。 もう今は顔を見るのも、声を聞くのも、その話題に触れるのも、全てが嫌い。 原因は色々ある。 まず私の家族は喧嘩をさせてくれない。私が怒っていても、どんな原因があってもまだ怒ってるのかとか色々言ってくる。 親もそっとしとけばいいのに、昔の私はそれが(喧嘩の原因である)弟の擁護に感じて嫌だった。 私は小さい頃は真面目だったと思う。宿題は必ずやるし、夏休みの宿題とか

    • 今と違う人生

       あの選択を間違ったからといって、今、彼と幸せになっていたとか、付き合えたとかは思わないけど、あの時違う選択をしていれば…ってたまに思い返すことがある。  私は、小学生や中学校の頃は男子と話したり、遊んだりするのが好きだった。女子とは狭く、深く、男子とは広く、浅くというように、友達で考えると男子の方が多かった気がする。  小学校高学年の頃から、周りの女子は言い始める。 「私、彼が好き。ねぇ、応援して」  私は仲の良い女子と男子がくっつくのは賛成だった。だから、人の恋な

      • 推しは推せる時に推せ

         私はテレビが好きだ。  3歳にして昼ドラを楽しんでいたと親は言う。  ドラマ、バラエティ、ニュース、音楽番組、アニメ…などなど。  あの四角い箱1つで色んな娯楽や情報を楽しめるのだから、発明した人は本当に凄いと思う。  小さい頃からずっと色んな番組を見続けていれば、好きな芸人さん、俳優さん、タレントさんなどはたくさんいる。  番組がきっかけで好きになると、SNSのつぶやきや他の番組をチェックしていく。SNSやネットで調べてその人の好きな物や趣味を真似てみる。他の番組に出てい

        • 心のこり

           今でもあの光景を思い出す。きっと皆はもう忘れているのだろうけど。  高校3年生の球技大会。私はクラスの中の良い女子たちとソフトボールに出場することにした。  種目が決まった次の日、友達から「ごめん、キャプテンにしちゃった」と言われた。  どうやら誰が出場するかの報告をする際に、キャプテンを決めなくてはいけなかったようだが、友達は悪ふざけで私をキャプテンにしたらしい。特別することもないし、別に嫌ではなかった。  最後の球技大会だからとかそんなことは考えてなかったけれど