📗12/365冊目📗
〜五輪書〜
宮本武蔵
とにかく、深さが半端ない❗️
今の世の中で語られている多くのビジネスシーンや一流と言われる人たちは、少なからず武蔵が掲げた“二天一流”を体現しているんじゃ無いかな。
↓以下は本から学んだ感想です💡↓
信じると決めたら、その道から脇目を振るな。
絶対に勝てる方法など存在しない。
勝つ確率を少しでも高め、相手の意表を付き、負けぬことこそ最高の結果なり。
相手を惑わし、いらつかせ、冷静さを欠かせて、隙を作れ。
必勝ではなく不敗を正義とせよ。
準備を徹底し、情報を入手し、環境や時間帯など、自分が最も優位に戦える状態を作り出せ。
大切なことは、いかに太い幹を育てるか。
大樹に枝葉も必要だが、太い幹と強い根がなければ、枝葉への養分も届かない。
始めることよりも、続けること。
自分の選んだ道を信じ切って、毎日ただひたすらに鍛錬を続けることが、道を極める第一歩なり。
勝ちパターンにマニュアルは存在しない。
相手との斬り合いが始まったら、流れに身を任せて、日頃の鍛錬で行っていることを無意識で行えるように体に刷り込ませておけ。
少しでも迷いが生じれば、その隙を相手は突いてくる。
迷わないものが強い。
迷わないために、自分の目的を必ず決めておけ。
勝者は常に“先”のタイミングを掴んでいる。
「先の先」⇨相手の準備が整う前に勝負を終わらせる
「後の先」⇨相手の出方をじっくり観察し、相手の崩れたところを突く
「躰の先」⇨同時に斬り合いになる時、直前でリズムを変え、相手を惑わし、ペースを崩させろ。
我が流派こそ王道であり最強なり。
他流においては、極められなかったものが、邪道の道に走るが、全ては小手先の技術で真の道では無い。
全ての斬り合いは、その時の縁によって判断し、対応せよ。
相手の隙を生むために“工夫“し、
自らの道に深きは無いか”吟味“せよ。
最後に、武蔵が生涯を通じて掲げた、生き方を表す四字熟語を書いておきます。
〜万里一空〜
「どんなに遥か遠くへ行っても、空は一つしかない。
全てのものは一つで繋がっている。」
⇨目標、目的、やるべきことを見失わずに励む、鍛錬を続けるということ。