世界遺産「マラケシュ旧市街」
モロッコの中心部に位置する街マラケシュの旧市街全体が1985年に世界遺産に登録されました。伝統的な味わいと、利便性豊かでモダンなシステムを兼ね備えた、まさに観光客にとっては非常に訪れやすいスポットの1つです。1070年辺りからある西部イスラム教の経済や文化の中心となったこの土地にはおよそ20kmにも及ぶ城門や城壁が未だに残されています。その城壁内の宮殿や小路、伝統的な日常必需品が売られるスークは日本の文化と全く違ったフォトジェニックな雰囲気を味わうことができます。
■ジャマ・エル・フナ広場
■クトゥビーヤ・モスク
1147年にムワッヒド朝によって建てられたクトゥビーヤ・モスクはマラケシュ最大のモスクでした。併設された珍しい方形で高さ69mもあるミナレットは西方イスラーム圏のミナレットのなかでは最も美しいものだとされ、四方の壁の装飾が別々なものであることと合わせて旧市街のシンボルになっています。
■サアード朝の墳墓群
スルタン王が眠る場所として知られているサアード朝の墳墓群。フナ広場から南に15分ほどの所にあります。今から500年位前のお墓だそうですが、花が咲く美しい庭があったり、建物の装飾も綺麗です。
■ベン・ユーセフ・マドラサ
12世紀に建設されましたが倒壊し、16世紀のサアド朝時代に再建されたイスラム神学校(マドラサ)です。アラベスク、カリグラフィー、ムカルナスをはじめアラブ=アンダルシア地方のイスラム芸術の最高峰を堪能できます。
■アグノウ門
マラケシュはムワッヒド朝時代に城郭都市として整備され、旧市街を取り囲むように19の門があります。なかでもアグノウ門は巨大で、馬蹄型のアーチと赤い砂岩が特徴的。コーランの一節が掘りこまれており、19ある中で最も美しい門だとされています。
■メナラ庭園
メナラ庭園 は、モロッコのマラケシュ西部に位置する植物園である。12世紀に、ムワッヒド朝のアブドゥルムウミンによって建設された。
■マラケシュのスーク
世界最大とも言われています。スークとはアラビア語で、市場、商業地区を意味します。マラケシュのスークは、年中無休で連日にぎわい、モノの豊かさ、文化の多様さを見れば、北アフリカのもっとも重要な商業エリアだったことを感じさせます。
■宿泊したマラケシュのホテル
■マラケシュの花々と鳥
■マラケシュの夜明け
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