道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㉙「おい阿難!・・はい!」そのやりとりに宿っている仏法とは?
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道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㉙「おい阿難!・・はい!」そのやりとりに宿っている仏法とは?
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。
今回は『普勧坐禅儀』本文の、
況んや復た指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、
という部分を読んでいきたいと思います。
本記事のポイント
・「指竿針鎚」というのは昔おりました仏祖方の逸話から来ている単語を繋ぎ合わせたもの。
・「指竿針鎚」の「竿」は阿難尊者と摩訶迦葉尊者のエピソードからきている。
・「おい!」と呼びかけられ「はい!」と返事をする。
・そこに宿っている「仏法」「うまく返事をしてやろう」などという人間の思惑が一切入り込めない、「生命の実物」
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