道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㉟臨済禅師と三聖慧然との仏法の相続におけるやりとり
本記事では道元禅師がしるされた『普勧坐禅儀』について学んでいきます。
今回は『普勧坐禅儀』本文の、
払拳棒喝(ほっけんぼうかつ)を挙(こ)するの証契(しょうかい)も、未(いま)だ是れ思量分別の能く解(げ)する所にあらず。
という部分を読んでいきたいと思います。
本記事のポイント
・「払拳棒喝」というのはそれぞれ単語を繋ぎ合わせたもので、それぞれに過去の仏祖方のエピソードがある。
・「払拳棒喝」の「喝」は臨済義玄禅師が臨終に際して、三聖慧然と問答を交わした時のエピソード
・「喝」は相手を励ます事。
・「喝」は生命の実物
・個人の「仏法」が「滅却すること」で「仏法」は相続されていく
・「払」、「拳」、「棒」、「喝」それぞれの手段を用いられて沢山の修行者が導かれてきた
是非、お読みください。
道元禅師の『普勧坐禅儀』について学ぶ㉟臨済禅師と三聖慧然との仏法の相続におけるやりとり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?