コロナ配食事業の金額を調べてみた(その1)

ハム☆次郎さんが追及している豊中市のコロナ配食事業、1週間分の金額が、なんと、39,270円だそうです。
現在、本人訴訟で行政訴訟を進めているとのこと。私は公私とも当事者になったことがないので、裁判に関する助言等はできませんが、豊中市の金額の不当性の傍証にでもなればと、他の自治体における配食事業の金額を調べてみることにしました。
3月末という時期も考えて、ネットで調べられる範囲でやっていこうと思います。

Ⅰ 千葉県の配食サービスの内容と金額

1 内容   食材調達から配送までの全部
2 日数   7日分で1パッケージ(こちらに詳細なレポートがあります)

3 金額   12,855円(税込)[単価]
4 受注者  ㈱Shoichi HPによると在庫処分を専門とした商社?らしい
5 契約方法 2号随契(競争不適)
6 期間   令和4年2月1日~9月30日
7 その他  以前は、調達と配送を分けて発注し、ユアサ・フナショク㈱と佐川急便㈱が受注(2号随契。)総額契約につき単価は不明

Ⅱ 埼玉県の配食サービスの内容と金額
1 内容   食材調達・梱包・納入  
2 日数   3-5日分で1パッケージ、ネット上の記事を見る限り3日分が基本のようです。

3 金額   11,000円(税抜),10,909(税抜)[単価]
4 受注者  コープみらい生協 埼玉・東京・千葉に店舗等を持つ生協
       ㈱ベルク 埼玉・群馬を中心に展開する地場スーパー
5 契約方法 5号随契(緊急)
6 期間   令和3年4月1日~?

1 内容   納入された食材の配達  
2 日数   ---
3 金額   86,415,582円(総額につき単価不明)
4 受注者  佐川急便㈱
5 契約方法 5号随契(緊急)
6 期間   令和3年4月1日~?

見た限りでは、千葉県の圧勝という感じです。埼玉県の内容で、税込12,000円というのは、段ボールへの梱包と配送拠点への納入の手間賃を考えても「高いんじゃない?」と感じますが、実際のところどうなんでしょう。