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オフィス要るのか要らないのか議論と私用端末でも使えるセキュリティ確保


テレワークが推進される中で「オフィスは要るのか、要らないのか」ということが最近、色々なメディアで話題に上がります。

「オフィスは要るのか、要らないのか」皆様はどのようにお考えでしょうか。


テレワークに対しての個人的な意見としていくつかお見かけしたお話をいくつかご紹介させていただきます。

・専用スペースがなくリビングで仕事をしていて長時間作業の環境ではな
 い。

・自宅は家族もいるので仕事に集中できない。
 ⇄オフィスの方が集中できる。

・通勤時間がない分、1日の時間が有効活用できる。

・書斎で仕事ができるので集中した仕事がしやすい。


会社の感想としては
・プロセス化されている業務の効率を上げるにはオフィス回帰にした方が良
 い。

・プロジェクトメンバーが離れているとコミュニケーションが取れず成果が
 出にくい。

・業務を切り分けて担当することが難しくテレワークは不向き。

・部員の姿が見えない分、生産性が低下していると感じやすくなる。


大手ネット関連企業でも社員同士のリラックスした会話は斬新なアイデアを生むことが多いからオフィス復帰しているといったコメントも見かけました。
一方、米Twitter社のように全世界の社員にテレワークを認め長期的な企業戦略として発表している欧米の大手企業も複数社あります。

個人のテレワークの環境面、または会社の価値観によって評価や好みも分かれます。このような中、テレワークの進化系というのかテレワーク推進の上で課題に取り組む企業も話題になっております。


例えばコミュニケーションの課題解決の方法として

・シャッフルランチを定期的にオンラインで行いコミュニケーションの機会
    を作る。

・オンラインで雑談タイムを作る。

・1日1回以上の上司は部下とコミュニケーションをとるように奨励してい
    る。

・オフィスでも在宅でもなく第三の働き場所と言われるアクティビティ・ベ
    ースド・ワーキング(ABW)を企業が用意する。


テレワークでの人事評価や採用面も変化対応が進んでおります。

・人事評価の方法を変えて在宅勤務手当てを支給する。

・採用プロセス及び業務開始後も一度も会わずに全てオンラインで完結し勤
 務地の課題を克服。

などなど。

いろいろな意見があったり対応が進んでいます。


そして当然、法人がテレワークを推進していく上ではコミュニケーションの課題だけではなくセキュリティへの課題があがります。

日本銀行金融機構局発表の
「金融機関における在宅勤務の拡がりとシステム・セキュリティ面の課題」
https://www.boj.or.jp/research/brp/fsr/fsrb201013.htm/
には、在宅で私用端末を4割が許可している調査結果があります。
https://www.boj.or.jp/research/brp/fsr/data/fsrb201013.pdf

確かにシンクライアント等でセキュリティ対策も進めている旨もありますが私用端末であればリモートデスクトップ方式での対策は困難であるかと思います。

私用端末がWindowsであることや会社が指定するアプリケーションをインストールするというオペレーションが必要になりますが、このような私用端末の利用を許可する状況でも当社のZenmu Virtual Desktopはアプリケーションのインストールを行うだけなのでセキュリティを確保することができます。

テレワークの実施でコミュニケーション対策と合わせセキュリティへの配慮において自社の状況にあった選択ができると良いですね。


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