2社の最終見積もりが届きました
さあ、年が明け、2社とも見積書が揃いました。前回書いたLIXILのリフォレのキャビネット取付時の壁下地補強木工事ですが、質問の回答は「工事の際に下地の確認をし、補強が必要な場合には工事を行います。その場合の費用もすでにご提示している金額の範囲で実施いたします。」とのこと。
結果としてはやはり想像通り、1社目の方が金額的には安い提示でした。それぞれの金額はちょっとここでは割愛しますが、その差はおおよそ7kgの洗濯機1台分くらい、といったところでしょうか。他に何かあればどちらも選びうる範囲の金額差とも言えます。
で、結果は1社目を採用することにしました。金額が若干安いということはありますが、それよりも、現地下見の際に伝えた事が漏れなく反映されていたこと、標準仕様から外れる要望について応える提案があったこと、全ての連絡において迅速であったこと、という印象でしょうか。作成される書面などは2社目の方が整っていましたし、会社組織としての"しっかり感"はとても伝わってきたのですが、伝えていることが提案に反映していないことがいくつかあり、上で書いた下地補強の件も、費用内で~とは言うものの、指摘を受け飲みこんだ感もあるほか、作業内容によって工程も変わるため、金額だけでないインパクトもあるのではないかと思った点です。
例えば1社目では、トイレについては窓枠交換、壁下地補強、床シート、壁紙貼り替え、キャビネと便器設置といった作業で、およそ2日にかけた作業を予定していたのですが、1日の作業後に便器を一度戻すという見積りとなっていました。当然工事中はトイレが使えないわけですが、一晩使えない状態は不便であろうということで、見積金額には加算されるものの便器の脱着が1回追加されていました。見た目上の金額を下げたほうが相見積もりでは有利という考え方もあるかもしれませんが、暮らしながらの工事ということでの施主への配慮が感じられました。もちろんこれも場数による経験値によるものでしょうが、そういった経験値にこそ価値があると思います。
とはいえ2社目に致命的な問題があったわけでもありません。今回たまたまいくつかの点で採用を見送りましたが、通常であれば十分選ばれるレベルであったと思います。今回は相見積もりにご参加いただき感謝です。
さて、工事の日程も決まり、3月初旬からとなりました。少し先になりますが、たまたま今は緊急事態宣言中でもありますし、多少コロナが落ち着くであろう時期の方が好ましいという考え方もありますので問題なしです。
一昨日、マンションの管理組合宛に専有部分の工事申請書を提出しました。後は床シートと壁紙の選定を残すところです。では今日はこのへんで。