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ヨガはつるテカよりもソフトフォークが馴染む

東京オリンピックに向けて街の至る所でハードフォークが進んでいる。近代的なデザインによる真新しいハイテク感と清潔感は主要都市インフラに相応しい。転換期は不具合や不慣れな操作による一時的な不便さを感じるかもしれないが、全体的にポジティブなことが多いだろう。

地下鉄の駅でも外壁や標識はサイネージが増えるなど次々と変わっている。日々その変化の中を歩き立ち止まって見てみると、どこか勿体無さや寂しさも感じる。

新しさが加味されていくことで、経年よる錆や傷にぐっと侘び寂びた趣のある風情が漂ってくる。個人的な趣向では新しいパネルと露出した古い壁が半々くらいが好きだ。

完全にハードフォークされ、覆い被せられてしまった後はつるテカ感が眩しくてノスタルジーや愛着は消えてしまう。

ヨガでも時によるダメージ加工を簡単に棄ててしまうのはもったいない。古くなったらすぐに新しいものへごっそり入れ替えるスタイルはヨギとしての立ち振る舞いとして相容れない。非物質的要素に関心が無くては、そもそもインナーリズムを認識、体現することは難しい。

僕はヨガを古い面影を残しつつ、新しい要素を付け加え馴染ませていくようにアップデートしたい。

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Zenkou
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