放送法　第四条

もうずっと前から気になってたんだけど、最近Ｎ国の立花さんが「放送法四条違反」と言ってマツコデラックスさんや東京ＭＸに文句を言ってました。

あの民主党政権時にも自民党議員や、特に支持者は「マスコミは民主寄りで、放送法四条違反・・・」と言ってました。

で、条文です。

～～～～～～～～～～～～～～～～

第四条 　放送事業者は、国内放送及び内外放送（以下「国内放送等」という。）の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 　公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 　政治的に公平であること。
三 　報道は事実をまげないですること。
四 　意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
２ 　放送事業者は、テレビジョン放送による国内放送等の放送番組の編集に当たつては、静止し、又は移動する事物の瞬間的影像を視覚障害者に対して説明するための音声その他の音響を聴くことができる放送番組及び音声その他の音響を聴覚障害者に対して説明するための文字又は図形を見ることができる放送番組をできる限り多く設けるようにしなければならない。

～～～～～～～～～～～～～～～～～

問題は「二」と「四」なんですが、特に「二」です。

公平なんてあります？

と言うかわかります？どの辺りが公平なのか？

こんなんあり得ないでしょう。

同じ事を言っても右からも左からも「公平じゃない」って言われちゃうこともあるんですよね。

だって、公平って数値化出来ないので分からないでしょう。

分からないのに公平であれって言っても出来ないでしょう。

出来ないことを、さも出来るかのように法律にするから、これを理由になんだかんだって言われちゃうんですよね。

偏ると国民がその意見に流されるらしいんですけど

これは「国民は馬鹿だから・・・」みたいな話でしょ。

言っておくけど、国民は馬鹿ではないと思いますよ。

もし馬鹿だとしたら「公平」なんて言ってるから。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　であって、世の中色々な意見があるって事を知ることの方が余程大切であって、それは何かを聞いた時に自分で考察するって事ですよ。

両論併記なんてクソ喰らえって思うのは、この「公平性」「両論併記」が、言論の自由を奪いかねないからです。

それもこれも受け手が精査すべき問題だと思うのです。

何度も言うけど、日本人は馬鹿じゃない。

・・・と思いますよ。