SUSHI県に思うご当地調味料と食文化
これから書くことは酔っ払い弱者男性(ご当地調味料好き)の戯言と思って読んでほしいんだけど
お土産物屋さんだけでなくローカルスーパーでも並んでいるご当地調味料ってその土地の食文化そのものだと思うんですよね。地元醸造所のお醤油や味噌に始まり、発展形としては◯◯のタレなど。
多分これを読まれた方も、ここのお醤油じゃないと嫌とかあるんじゃないかと思う。かくいう我が家も地元醸造所のお醤油じゃないとだめ、と祖母は言う。
例えば宮崎県を例に上げると焼き肉のタレのシェアは全国区のエバラ食品ではなく宮崎県地元の戸村商店というところの焼肉のタレがシェアNo.1らしい。余談だけど個人的にこれ、好きで買ってます。
たぶん、宮崎で焼肉のタレ買ってきてって頼んだらこれが出てくるのだろう。これって、もうその土地の食文化そのもだと思うんだよね。昔から食べられてきた伝統の~とか抜きにして。
で、最近結構〇〇県とか県のPRするところあるじゃないですか。
うどん県、すし県、ぎょうざ県、あとなにあったっけ?県のPRとしてキャッチフレーズつけてアピールする感じ。
ここ富山県ですがSUSHI県最近推してるらしいです。お寿司。たしかに回転寿司は美味しいよ。すし玉さんとかきときと寿司さんとか。あとかぶら寿しに鱒の寿しか。でも県民は日常的に寿司食べてるかというと多分NOかなぁ。あ、コンビニでたまに鱒の寿しは買う😁
◯◯県のレジェンドのうどん県も例外ではないと思うんですが主食の裏には絶対ご当地調味料ってあると思うんですよね。うどん県だと生醤油かな。それも立派な食文化の一部だと思うんだ。
新興の食県アピールで◯◯県っというなら多分そういった脇役もふくめてブランド化しないと多分すぐ廃れて県民もついてこないんじゃないかな~って思ってるけどどうでしょう🙄
個人的にはSUSHI県を名乗るなら富山の寿司に合う究極の刺身醤油とか開発してほしいと思うんだよね。もしくは、県民みんなが使ってるであろう刺身醤油をちゃんと使うとか。(まぁハイソなお寿司は醤油すら不要ですが)
せっかく麹文化(お酒ですけど)が世界文化遺産に登録されたんだし主食を支える土台も含めての食文化をアピールするのが良いと思うんだ。麹に出汁に。
で、そういうのが年月をかけて根付いて地域の食文化、ブランドになると思うですよね。なのでこれから◯◯食県をアピールするならぜひそういう脇役ご当地調味料もセットで考えてほしいなって思うんだ。長い目で見てそれが地域の食そのものになると思うから。
あと、個人的には庄川の柚子つかってぶりしゃぶに合う究極のタレ作ってほしい😁(多分これがいいたいだけ)