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たかてぃー的☆支援大全③  ~基本的な考え方編~

これは私が初めて支援級をもつにあたって2020年度の春の休校期間中に学んだことをまとめたものです。自分のために書いたものなので、箇条書きでわかりにくいところも…ですがよければ(^^)

基本的な考え方

①低値安定

・低値安定、たまに高パフォーマンス
 苦手なことを基準にして期待値を設定する ADHDに否定的になるのは期待値が高すぎるから。たまにうまくいっているのを標準にしない。 

☆忘れ物がなかった→ラッキーだったと思う。驚嘆して喜ぶ。次からどんどん減っていくと思ってはいけない。


②発想の転換

・落ち着きがない ⇔ 好奇心旺盛 時間にルーズ、肝心な時は遅刻しない

・やり始めても途中で抜け出す ⇔ 発想が豊か 姿勢が悪い、話はよく聞いている

・コツコツと努力しない ⇔ いざという時には力を発揮する 

 

③完璧を目指さない

・「早くやれ」と「正確にやれ」を同時に求めない

・普段ちゃらんぽらんでもADHDの子は自信があることが多い

・コツコツよりも一発勝負 前もってよりもギリギリセーフ

 

④集中を止めない

・姿勢が悪い時は何かに集中している

・真面目に参加している時こそ姿勢がわるい ちゃんとしろというのは参加するなというのと同じという意識をもつ。

・支援の目標を要所で意欲を見せていればOKだいたいOKの意識をもつ

・失敗に懲りない「いちいち反省していたら人生やってらんねえ」何回怒られてもできないのが個性という認識

・衝動性の地雷を踏まないようにする

・何かをしている時には余計な雑談は極力避ける

・会話せざるを得ない時もいまやっていることに直接関連する話題以外はしない

・食事中におもちゃをさわらせたくなければ目に見えるところにおかない

・本人から余計な話をした時には止められない ふんふんと言って流す

 

⑤不注意症状の防止

・ミスはなくせない。ADHDの子はミスが多い

・ミスはとがめない。ミスが少ない時はおおいにほめるが成長は期待しない。ただしCHECKはする→できたら評価

・「時間を守ること」と「良い結果を残すこと」の優先性をはっきりする

・その人には良い結果を残す仕事をあてる ここまで終わったら終わりねというものにする

 

⑥時間の管理 

・本当に3時に出かけるつもりなら2時45分から張り付きで他の物に注意がいかないようにする

・コツコツよりも一発勝負 前もってよりもギリギリセーフ

・ヒドゥンカリキュラム 夏休みの宿題ギリギリにやる 
 親はこんな大変なの嫌だから来年はしっかり→子どもはギリギリになったら親に手伝ってもらえる


⑦伝え方について

・伝えるよりもまずひたすら話を聞きひたすら笑う意識をもつ 

・すべてのことをプラスに考える 興味のツボを探す 凸凹はできてもできるところを伸ばすことが大事

・ゆっくりと、ゆっくりと歩こうの意識で接する

・何かをやりながらの生返事は聞いていないのと同じ。こちらもついで仕事で伝えない

・一度に一つの指示 一方的なやりとりはしない、提案して合意する

 

⑧こだわりについて

・こだわりは変えるというより役にたつこだわりとして残す意識で

・置き場所にこだわりがあるなら出かけるときのCHECK係など 出かけるときだけ2回までなど約束を作る

・特性がわかったら環境調整をする

・やるべきこととやりたいこと
 一般の人はやるべきことが増えるとやりたいことを減らして睡眠時間などは削らない。ASの人はやるべきことが増えてもやりたいことはきっちりやるので生活のバランスがくずれる。

☆やりたいことを優先してあげる 
 そもそもやるべきことが一般の人よりも多く感じている

・「やりたいことは何ですか?」「やりたいことはできていますか?」と聞く

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