2021年 わたし的まとめ 総括編
筆者ダイゼンの2021年のまとめ記事です。
フラッとわたしの記事にたどり着いてこの記事を読んでいただいた方には申し訳ありませんが、主観盛りだくさんの記事になっています。
(でも素敵な音楽や映画に出会えるかも)
また、来年のわたしへ向けてのnoteなのでそこをご理解いただけると嬉しいです!(参考になったー!と思える人がいたら幸いです)
毎年大掛かりに、誰も興味のないであろう個人のまとめを作っていますが、割と役に立つんです。
翌年の行動指針になったり、やることが明確になったり、前年と比較したり。
以下はわたしの2020年のまとめ。
さて!今年もいろいろありました。
そして、今までで1番自分と闘った年でもありました。
そんな1年をざーっくりと「総括編」「学び編」「娯楽編」の3編に分けてお届けします。(誰に?)
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ビッグニュース
2021年もあいも変わらず、コロナヴァイルスが主役の1年でしたね。
でも、ワクチンも完成し、人々もざわざわし始めたので、わたしもざわつき始めました。 そう、変化を起こすことにしました。
自分の人生を1つの物語に例えると、メキシコ移住を決めたことからわたしにとって新しいチャプターでありました。
4年間は短い気もするし、長い気もする。
だからそろそろ新しいチャプターを作らないといけないと感じたので、2021年はその準備を行うことにしました。
さて、2021年のビッグニュースはこちら。
■80%ビーガンになった
はい、2020年からベジタリアンを始めて、肉と魚を日常で買って食べることがなくなり、そんな生活にも十分に慣れてきました。
むしろ楽しい!
しかし、ベジタリアンになろうと思ったきっかけを考えると、チーズや卵を食べていることも矛盾しているということを食べていて痛感するようになり、徐々に減らしていくことにしました。
そして今は家で動物性の製品は一切購入しなくなりました。
ただ、間接的に動物性製品が含まれているパンやケーキはまだ食べています。
理由は自分のエゴだと思っていますが、大好きなパンやケーキを一切断つことで、ビーガン自体を苦痛だと感じ、続けることができなくなることが怖いからです。
肉や魚は美味しいことは知っています。
しかし、犬や猫を愛するのに、豚や牛は食べても良いと思えなくなってしまったことと、どれだけの環境負荷がかかっているかを想像してしまうと、次第に興味も薄れていきました。
自分の小さなアクションが大きなインパクトを与えるとは思いません。
が、小さなアクションが広まったり、共感する人がいるだけで、世の中は少しでもよくなるのかなと考えています。
他人のことを思いやると自分にも優しくなれている気がします。
ベジーになった理由はこちらからどうぞ!
■仕事をやめた
通訳をやめました。
4年間メキシコに来て、ほぼ未経験だったのに雇っていただき、日本にも出張にいかせてもらったり、良い待遇でもあったのですが、辞めることを決意しました。
理由は簡単に
①自分の進みたい方向と違うので、嘘をついていることが嫌だった
②デザインや言葉を使って主体的に仕事がしたかった
③会社の解きたいことと自分が解きたいことが異なっていた からです。
でも、通訳って楽しいんです。
会話が自分の手中にあるような感覚で、意に反したことを言ってはいけないというプレッシャーはあるものの、意図を理解して通訳していれば、会話をデザインしているような気持ちになりました。
「こんな言い換えをしてみよう」とか「日本的にはこんな考えもある、ということを付け加えないと荒れるな」とか、ゆっくり考えている暇は一切ないのですが、瞬時に口から出る言葉へと組み立てることにアドレナリンが出ました。
いかに、自然な言葉で、自然な会話を作っていくか、ということを考えていました。
と、そんなことを考えていると、個人対個人の通訳をしていても、自分がインパクトを与えたい分野のことでないと、モヤモヤが生じてしまうんです。
わたしがいた会社の業種は自動車産業。
車なんて政府が台数をコントロールして、すべてシェアリングエコノミーに入れてしまえ!と極端な考えを持っているわたしなので、正直まったく面白くないんです。
だから仕事を辞める決意をすることは簡単でした。
■日本に帰ることを決意
4年ちょっといるメキシコを離れることをしました!(まだメキシコにいますよ) あと数日間働いたら、永久ビザをもらえるはずだったのですが、会社にビザサポートしてもらって、だらだら自分のやりたくないことをやってお金をもらうのは嫌だったことと、自分が経営者だったら、いつ辞めるかもわからない人にビザをサポートしてあげるのは、会社の都合にも合わないと想像し、やめました。
さて、日本に帰る決意をした理由についてサクッと。
UXのキャリアを自分の母国語で築きたかった
通貨や政策など、メキシコにいることへの不安を感じたため
メキシコにいる理由が今はないと判断したから(いずれかは戻るかもしれません)
会社の出張で帰らせてもらってから早2年以上経過。
早く帰りたい気持ちもありつつ、メキシコの良さも言葉で表現できないくらいたくさんあるので、なんともいえないくらい複雑です。
日本に帰ったら、多分お住まいは東京。
初めて日本で親元を離れて住むのですが、メキシコよりもハードルが高いと感じるのは気のせいでしょうか?
東京の方々、よろしくお願いします。
■UXの仕事をはじめた
去年から引き続いてUXライターをやりつつ、UXデザイナーとしても、エクアドルのフィンテックスタートアップのメンバーとしてジョインすることにしました。(一応日本に帰るまでに間) 今まで1人で1週間UXチャレンジをしたり、Google UX Designer Certificationプログラムを受講して、自分のプロダクトを作ってきたものの、1からスタートアップに入るのは、全然違いましたね。
毎日、学びが多い…。
さて、他にも通訳をやめてから、勉強に集中していたものの、ちょこちょこお仕事をふっていただいていたので、ギリギリ生き延びることができました。(もちろん毎月マイナス)
やっぱり社会とのはっきりとしたつながりがないと、精神的にボロボロになりますね…。
今年の漢字
毎年恒例の今年の漢字!
ふさわしい言葉を見つけました。
数億年ぶりにNARUTOを再読しているから、ではなく、耐えに耐え忍び、少しでも1日1日前進しようともがいていたことを思い出して、「忍」にしました。
また、どんなことにも動じず、自分の信念にまっすぐあるためにも、「忍」ことはとても有効に働いていたと思います。
「たえろ、たえろ」と心の中で何度も念じました。
どうやら調べてみると仏教用語でもあって、「生活の中の仏教用語」を読んで、今年の漢字は「忍」だと確信しました。
「忍」という言葉は仏教用語だと2つの意味があるそうです。
前者の意味を起点に考えていましたが、周りの動きに対して動かずにひたすら学ぶ日を作って、知識じゃなくて、「智慧」取り入れようとしていたのかなと思いました。 書かれている通り、「智慧」があるから苦難に耐えることができた(姿勢だけでも)のかなと考えました。
と言いつつも、まだ知識を得ていても、使いこなせるような「智慧」として習得していないことが多いので、まだまだ忍んでいかないといけないなということです。
今年の名言
言葉との出会いは大切にしたいものです。人は言葉で知り、言葉で理解するから。 いつも名言はiPhoneのメモアプリに残していたのですが、Notionでまとめることにしました。
今年は『Just Meet』という安藤忠雄さんが手掛けた作品の、メキシコ・オアハカ州の太平洋沿岸に面する施設、カサ・ワビプロジェクトについてのドキュメンタリーの中から。
ずっと想像していないと、筋肉が衰えてしまう。
ボクサーを目指していたものの、途中で大学にはいかずに独学で建築士の資格を取り建築家になられた安藤さん。
想像力という筋肉を鍛え続けたことで、今の作品につながっている。
興味や関心、問いが想像力を鍛えるプロテインのようなもので、日々忘れないように興味を持ち続け、問い続けることで、新しい何かが生まれたり、想像力が高まるということを意識しないと、と思わせてくれた言葉でした。
今年の数字
数字を追うといえばKPIですか?
そんなことに疲れたので、もっと楽しく数字を追って行こうと思います。
■飛行機にのった回数 4回(去年:2回)
去年よりは増えた!けど全盛期と比べると圧倒的に少ないです。
チアパスとグアダラハラに行ったことと、テキサスに行った時に使いました。
飛行機ってやっぱり楽しいし、飛行機はワクワクする。
その感覚は20歳に1人でアメリカに行った時と同じ。
でも、コロナの対応が面倒なことが問題。
早く何も証明書なしで渡航できるようになればいいな。
(旅行を促すわけではないですが)メキシコはPCRなどの証明書は入りません。
(ただ、非常にUIがひどいのが問題)
■訪れた街 8箇所(去年:7箇所)
行った場所は、サンクリストバルデラスカサス(略称:サンクリ)、グアダラハラ、イラプアト、ラスミナス、オリサバ・ヒューストン・オースティン・サンアントニオ。
こんなことができたのも、仕事をやめて、食えないフリーランスをやっているから。
時間は自由にできたので、「来週から旅行行くぞ!」とできました。
予定のない旅は大好きです。
■読んだ本 41冊(去年:33冊)
2020年よりも8冊多め。
行動経済学・行動変容についての本が7冊を最も多く読んでいたものの、全体的にデザイン、ライティング、経営、健康、インクルーシブなどのテーマで多様なジャンルの本を読んでいました。
2021年のベストオブブックについては、別のnoteにて詳しく書いていきます。
■観た映画 80本 (去年:80本)
ほぼほぼ同じペースで見ていました。
毎週2本くらい。
映画は楽しいし、いろいろな余韻を残してくれるので、批判の目なしで気軽に観ることが大好きです。
こちらも2021年のベストオブムービーにて。
■シリーズ物 8本
1話完結型の『 Black mirror』などは観ていたものの、2021年は7本のシリーズ物を観ました。 特に『ツイン・ピーク』をシリーズ1から3まで観て、なぜ今まで観なかったことを後悔するくらい。
さて、こちらも2021年のベストオブシリーズにて。
■noteを書いた本数 35本(去年:104本)
2020年は毎日のように書いていましたが、中身薄々。
2021年はできるだけ濃い中身のものを書こうと思い、じっくり書いたものが多かったです。
学んだことのアウトプットも意識していたので、転職活動中にわたしのnoteを拝見され、「ものが書ける人はデザインもできる」と言われ、やってて良かったと心から思っています。
特に思い入れがあるのは、音楽ライターのリチャードの記事を翻訳させてもらったことで、翻訳していてとても楽しかった記憶があります。
2022年はアウトプットももちろん、自分の意見を言語化する意味でも継続はします。
また、リチャードの記事のように、翻訳記事もいっぱい書いていきたいです。
というのも、UXライターなどの知見は英語の方が情報が多いこともあるので、個人的に翻訳してまとめたりしているので、そういったものを見つけては翻訳していこうと思います。
あとは、ラテンアメリカ企業の情報やデザインやライティングについても、どんどん学んで翻訳して発信していこうと思っています!目標は毎週1本!
■行ったライブの数 3本(去年:0)
Hinds、Cariño、Japanese Breakfastと大好きなアーティストトップ3に入るくらい大好きなアーティストのライブに行けて、死ねる想いでした。
死ねないですけどね。
ライブに行くバイブスって特別ですよね。
2022年もたくさんライブにいきたいです。
メキシコから去る前に、5本くらいは行っておきたい、です!
目標に対する振り返り
毎年「mas o menos 」(more or less)、日本語だと「より多くの、それかより少なく」という指標で目標設定をしています。
さらに2021年から、毎月できていたかどうかを振り返るようにチェックをつけることにしました。
半年以上達成していたら「目標達成」という指標にしたくて。
まず最初に去年の振り返りから。(下に今年の目標を設定しています)
■Mas proyecto よりプロジェクトを →未達
12ヶ月中5ヶ月達成でしたが、継続や新しいことを始められなかったため、未達にしています。
マイプロジェクトとしては
①友だちと毎月サービス開発
②同居人共同で毎週プロダクトデザイン
③1週間UXプロジェクト
と実行はしていたものの、全部続かず!(笑)
できなかった理由は以下。
お互い仕事があった
優先順位が下がってしまった
別の方法で学習を始めた
と仕事を優先するイコールお金が絡むことでもあった、また学習するイコール仕事につながるということでもあったので、マネタイズすることを重点にしておけば継続できていたのかもしれません。
なので、次に活かすとすれば、マネタイズポイントを先に目標にしてみる、です。
■Mas dialogo より対話を →未達
12ヶ月中3ヶ月のみ達成。
そもそも今年も人と接していない。
よく話したのは、思えば転職活動をしていたので、採用担当の人かもしれません(笑)
対話を目標にしていたのは、自分の考えを言語化するためであったのですが、うまく表現できないと思うことも多々ありました。
しかし「言語化をする」という本質の目的は達成したと思っていて、まず転職活動で自分の思考を言語化し直す必要があったことと、Google UX Design Certification Program にて、自分の考えや思ったことを言葉にして提出しないといけない課題がたくさんあったので、環境ってすごいなと思っています。
結論としては、環境を整えて、自発的にではなく、強制的に対話せざるを得ない環境をつくることが対話を促進することなのかなと思いました。
あとは、頻繁に自分の考えや行動に対して「なんで」ということを常に考えて自分と対話をすること。
■Mas ligero より身軽に →未達
12ヶ月中4ヶ月のみ達成。
どうにかしてプラスではなく維持を続けたものの、マイナスまでできませんでした。
増えて何かが減って。
2022年は引越しや移動が控えているので、できるなら段ボール箱一箱とスーツケース2つに収まるくらいにしておきたいものです。
移動が好きな自分だからこそ、物への執着は若干あるものの、捨てなければいけないと感じています。
あとは、物をもっていても、失った時の喪失感を考えると、余計だな、と。
しかし買い替えが必要な物、服などは、もう少し目の届く範囲で管理をします。
増やすときは、何かが減った時というように、極限まで減らして、そこからのプラマイの差異を極力なくす!
■Mas foto より写真を→未達
12ヶ月中2ヶ月のみ達成。
驚くほど写真を撮れていないし、そもそも人にも会っていないし、出かけていません。
メキシコにいるクライマックスの月々は人も撮りたいし、わたしから見たメキシコをフィルムで残しておきたい物です。
来年ももちろん撮ります。
デジタルも自分のポートフォリオを満足に撮れるようにもなりたいので、家で練習。
■Mas viaje より旅を→未達
大きな旅行はチアパスとグアダラハラとテキサスに行ったことくらい。
旅に出ると目が養われるし、思考する時間も増えるので、定期的に必要だなと思います。
ただ、ノマド旅はなかなか向いていないなという新たな発見もありました。
旅については主観から離れた視点で書いた日記があったのでシェア。
■Mas control より管理を→達成
12ヶ月中7ヶ月達成。
管理って一番自分との闘いでよく達成したなと自分に感無量。
管理することとしては、自分の意思をコントロールすることと、数字での管理を目標の中身としていました。
やらないといけないことを自分の意思との闘いで勝ちました。
毎日することをGoogle Calenderで確認して実行するというサイクルを1年間ほぼほぼ毎日回していました。
また、Notionを使って管理をしていたので、今まで「これどこに保管したっけ」や「この前見たページどうやって探そう」などという問題がなくなり、特に情報管理という観点で問題を克服できたのかなと思います。
2022年も継続して、さらに数字で見える化と自動化。
■Mas musculo より筋肉を→達成
12ヶ月中11ヶ月達成。
逆に達成できていなかった月は旅行をしていたので単に筋トレしてなかったというだけ。
週に4日30分間の筋トレを、毎日10000歩は歩くように心がけて、自分の体調管理と筋肉増強を行っていました。
あと、ほぼビーガンになって、気になることがタンパク質、その他肉で補っていた成分。
それをプロテインで補うようになり、筋肉の付き方もプロテインのおかげでいい感じになってきたと思っています。
さて、そんな進捗も目に見えてわかるようになってきたため、筋トレが楽しくなってきました。
重要なのが家でサクッと25分だけするということ。
例え、他に差し迫ったことがあったとしても、25分だけなら捻出できるし、PCに1日向かうよりも、いいリフレッシュになるのです。
だから、例え筋トレをしたくない日であっても、リフレッシュになることと、筋トレ後の爽快感を思い出すようにすると、自然と習慣になっていきました。
■Mas diseño よりデザインを →達成
12ヶ月中8ヶ月達成。やったことを一覧にしてみます。
1週間1UXプロジェクト
B2C系ECサイトのUIデザインお手伝い(まさかのインスタからお声がけ。しかしまだまだ実力不足でした)
エクアドルフィンテックスタートアップでUXデザイナー
デザインの観察を190個やった(1日1個)
去年のnoteにはこう書いてありました。
しかし、今年はUIデザインの仕事をインスタでもらったり、UXライティングの仕事も継続し、UXデザイナーとしてスタートアップに入らせてもらったりと、ネガティブなことを書いていた割りにちゃんと実行できて、自分でも驚いています。
もちろんいきなり仕事をもらえたわけではなく、毎日デザインを見ることを欠かさず行ったり、Googleが提供しているUXデザインコースを受講してサービスを作ったり、基礎を固めることを地道に行いました。
もちろん、まだデザイン面で弱すぎるところもあるので、継続して観察と手を動かすことをやっていきます。
しかし、ひとまず自分に祝杯をあげたいと思います。
■Mas linea より線を →未達
12ヶ月中3ヶ月達成。
まだ点を作り続けている途中なのかなと感じています。
しかし、線にして面にする作業をサポートするための土台を作りました(イエス!)。
このnoteにも書きましたが、情報を同じデータベースで管理することで、検索の質が上がったことと、分類方法にも磨きがかかったように感じています。
実際に、「XXってなんだっけ〜」という時に、自分のNotion内のSafariを開けばすぐに検索して見つけることができます。
さて、課題はオフラインでもその線を繋いだりすることが脳内でできていないということ。
記憶のキャパをあげればいいんでしょうが、限界はあります。
やることとしては、吸収したインプットをオフラインでアウトプットすることからはじめます。
アウトプット方法は、noteに書く、誰かに話す、仕事で使うでもなんでもいいので、とにかく吸収したら出す。
■Mas expresion より表現を →未達
12ヶ月中6ヶ月達成。
最近とある会社のUXを採用ベースで短期で関わらせてもらったときに、自己評価をする機会があり、気づいたことが、「表現のアウトプット量が少ない」ということ。
ほぼ毎日、いろいろなデザインを見たり、それを言語化したりということをしていても、あまり頭に入っていなくて、昇華することができていませんでした。
「こんな変化球もできるよね」「既存はこうだから、新しくああしようよ」とか、そんな表現の仕方がまだできなかったということが理由です。
上記にも書いた「管理」の目標はできていたものの、「線」に結びつけて、「表現」することがまだできていなかった。
というより、そもそも今気づきましたが、「管理」から「表現」まですべてシークエンスができていたということ。(この発見ができたのは吉)
「管理」ができたので、「線」にして「表現」することはできないはずがない。ということで来年に持ち越し案件です。
■Mas cuestion より問いを →未達
12ヶ月中6ヶ月達成。
今年は転職するために、自分と向き合う機会を作っていたので、自分の行動に対しては、掘り下げることができました。
が、自分の周りの事象に対しては、ほぼ注意を向けることができなかったということが反省点です。
目標として2つのことを去年書いていました。
1は、時間も限られた中でやらないといけないことがたくさんあったので、できるだけ「問い」を出すことを意識していました。
しかし2については「その人の考え方だ」「受け入れるしかない」という、元々屈折しがちな性格によって、あまり問うことができませんでした。
10月から関わりはじめたエクアドルのスタートアップでの学びにて、この性格を克服しなければならないと感じたので、多少は「なぜ」ということを考えて、対話の機会を作ることができたと思っています。
■Menos carga ambiental 環境負荷を減らす →達成
12ヶ月中9ヶ月達成。
達成したかどうかなんて数字で示せるわけがないのですが、去年掲げていた「自分の言葉と行動は一致する」ということを合わせようと努力をしました。
ひとつがビーガンになること。
もうひとつが会社を辞めること。
会社をやめたことについては上でも書きましたが、消費することに依存するような産業には携わりたくなかったことと、鉄などを燃やさないと作れない部品を作っていたので、車を持たないユーザーとしても、関わることをやめたいと思っていました、
大きな2つのアクションができましたが、2022年は小さいアクションを毎月生活に取り入れたいなと思っています。それについては2022年の目標にて。
2022年の目標
「目標に対する振り返り」ではMas o menosで目標を振り返りましたが、ここでは2022年の目標とその下に抱負を宣言していきます。
さて、2022年から「What(何をするのか)」と「How(どうするのか)」を明確にして、できたできないを判断します。
目標を立てても、判断ができないものだと達成できたできないがわからないので。
■Mas concentracion より集中を
What : スマホの使用時間を減らす
How:時間制限をつけて、その時間内は開かない
2021年、時間があると開いてしまっていたものがSNS。
変に時間があると、人と比べてしまうことがあるので、転職活動中のわたしにとっては、余計にマイナスのループに入っていました。
もちろん有益なこともSNSにはありますし、Instagramで出会った人なんて数知れず!
でも時間は有限なので、気がそれないようにスマホの時間制限をつけて触らないようにします。
といっても、ずっとつけていましたが、ロックを外して使っていたのが事実。
セルフコントロールがうまくできていないので、リチャード・セイラー氏の本から、セルフコントロール問題に対処するための戦略を適用したいと思います。
「選択肢を減らす」ことは、今スマホにあるSNSをインスタだけにします。
インスタが1番のコミュニケーションツールなので…。
他のSNSはメッセージアプリ以外消します。
「誘惑に負けた時のコストをあげる」について、1日触ったことにつき、300円貯金の中にお金を入れる。
同居人との共同ポケットに入れます。
これで、自分にロックをかけました。
さて、効果があるのかないのか、2022年末が楽しみです。
■Mas ingles より英語を
What : 英語でのコピーが書けるようになる
How:英語の本を4冊は年間で読む(3ヶ月に1冊)
仕事で必要であることと、やっぱり英語圏を旅するときに必要と2021年の旅行で思い知らされたので生きるために必要だと感じています。
スペイン語をいくら話せていても、やはり世界の共通言語は英語であることに変わりありませんでした。
2014年にスペイン語の時代がくる!と言って、スペイン語を勉強し始めていたんですがね。
さて、目標は2022年の仕事でやり遂げたいことをベースにしました。
英語でコピーを書くことができたら、最強です。
どこでも働けるかもしれません。
それまでにすることとしては「How」でも書きましたが、以下をやります。
英語の本を4冊読む(3ヶ月に1冊):読むときは翻訳ソフトを使わない
『フレンズ』の言葉を瞬間英作文として繰り返し覚える
本や記事などで出てきたわからない単語を覚える
シャドーイングする(動画はYoutubeで発掘)
週に2回は同居人と英語Day(スペイン語も日本語も使わない日)
なぜこれらをするのか?というと、できるだけネイティブが話している言葉遣いを覚えるということ。
発音よりも、話している言葉を知ることがUXライティングでも必要ですし、通訳の仕事でも同じことをしていました。
みんなが話している言葉遣いを覚えることが1番のキーだと思っています。
さて、今まで必要に応じて英語の記事や本を読んでいたものの、翻訳ソフトでサクサクっと読んでしまっていたので、怠け癖がどうやらついてしまいました。
スペイン語も同様で、日本語って一瞬で言葉の意味が読み取れて、例えば「Internacional」という言葉も「I」から「L」まで読まないと理解できませんが、日本語だと「国際的」と3文字だけ読めば瞬時に理解できるんですよね。
イメージで捉えやすい言語だからこそ、テキストで捉えることが弱い。
実はこの目標の裏テーマは「テキストで捉える力を養う」なのかもしれません。
■Mas proyecto よりプロジェクトを
What : masiosare をサブプロジェクトとして本格的に活動させる
How: masiosare 1ヶ月に1つプロジェクトを作る
「masiosare」というのは同居人とのデザインプロジェクト。
イラストは自分が担当し、同居人が総合的なデザインをして、マイクロビジネスを手伝いするようなデザインエージェンシーを作ろうということで立ち上げようとしているプロジェクト。
本業があるので、したい!と思うことしかできないですが、自分たちで形にしていくことをまずは最初のステップとして毎月プロジェクトを作っていきます。
プラス、ライフプロジェクトとして面白いことは思いついたら実行していくスタンスは変わりません。
新しいプロジェクトとしてはポッドキャストを始めるよ〜ということくらいかな。 モロッコ、メキシコ、日本に住む女3人がゆるい雑談をフォーユーするポッドキャストです。
■Mas escritura より書くことを
What : 他言語でもライティング表現ができる
How:スペイン語でニュースレター作って月1発行
日本語での表現がうまくできていたとしても、外国語で書くことは正直上手だとは言えません。
翻訳や通訳ができるからと言って、きれいな文が書けるとは限りません、すみません。
話すことや伝えることはできても、うまく残すことができないし、多様な表現ができません。
それをするには、読み続けて、書き続けることしか表現の幅を広げる方法はありません。
その方法としてニュースレターを選びました。
今は数人のメキシコ人の友だちに毎日日本語を配信しているのですが、ボキャブラリーだけでなく、興味を持ってもらう糸口として、ニュースレターを発行してみようと思います。(もうSubstackは登録しているものの、配信ができていない)
さて、これを毎月続けられるか。
一応ネタは用意してあるものの、継続できるか。スペイン語でのライティングを楽しいと思えるまで継続!
■Mas foto より写真を
What : フィルムカメラ で失敗しない写真を撮る
How:誰かを撮らせてもらう(1ヶ月に1人くらいのペース)
WhatとHowが繋がっていないように見えますが、娯楽系目標なので(笑)
「なっちゃんの写真好き」と言ってもらえることが最近増えてきたので、ちゃんと勉強したいし、きちんと撮りたいです。
と言っても、まだフィルムだと失敗することもあるし、素人的にやっているため、真面目に勉強します。
だから、誰か、撮らせてください!(お金は取りません)
フィルムなので現像に時間はかかりますが、ちゃんとお届けします。
写真についての考察は以下に残していました。
■Mas output よりアウトプットを
What : 学んだことをアウトプットする
How:アウトプットシートで身につけたかどうかを可視化して、項目ごとに昇華する
大好きで、たびたび誰かに話しているイギリスのことわざがあります。
インプットを2文目の「体験したことは理解する」だとして、「発見したことは活用できる」からアウトプットとします。
せっかく本や様々な知見を肌身で感じて理解しても、自分ごととして再発見して、活用していなければ、インプット過多になってしまいます。
ただし、いくらNotionできれいにインプットをまとめても、頭に入らなければ意味がありません。
例えば本。わたしは2回ほど繰り返し読みます。
1回目はザザーっと読んで、重要事項に線を入れます。
2回目はその本を最初からなぞりながら、線の付近中心に読み込みまとめます。
そして最後に、まとめたものを自分の言葉に咀嚼して、アウトプットできそうなことを書き出していきます。
そうすることで、自分のことと本などに書いてあることがリンクして、より理解が進むことになります。
さて、あとは「活用・アウトプット」。
定期的に自分を監視していないと、定着化もできないので、アウトプットシートを各プロジェクトやタスクに対して細かく分けて、定期的に見直しできるようにして、見直しを繰り返すことで定着化を図ります。
もし、自分に合わなかった場合は、それも一つの教訓として心のポケットにそっとしまっておく。
でもそんなことは実際に活用しないとわからないので、とにかくアウトプット量をあげます。
■Mas outcome よりアウトカムを
What : アウトカムを多く出して、より質の良いアウトカムに繋げる
How:アウトプットシートの項目から月に1個少なくとも、成果を残す
とある採用プロセスに参加させていただいた時に、その会社のSlackに共有されていたことが、「アウトプット=アウトカムではない」ということ。
それを言われると、「その通り」とわかっていても、実際はアウトプットを追い求めていました。
例えば、ここ数ヶ月転職活動でインプットを高速にして、アウトプットすることを必死になってやっていました。
そのアウトカムが「内定」「仕事受注」ということです。
インプットからアウトカムまで、1本の線でつながっているわけではありません。
インプットから枝葉状に分かれていき、何かしらのアウトカムにつながります。
もしくは枝が途中で途切れてしまうということです。
アウトカムを効率よく出すために、枝が途中で折れてしまわないように以下のことを行おうと思います。
達成したいアウトカムを書き出す
インプットの見極め
必要なことを見極める。
好奇心旺盛なわたしは、あれこれ見がちなので、絞り込みが必要です。自分の言葉でアウトプットとして解釈する
そのアウトプットから書き出したアウトカムに結び付けられることを整理
■Mas musculo より筋肉を
What : 腹筋縦割り、ヒップアップ
How:週4筋トレ25分間継続、、毎日10000歩
環境が変わるので、改めて2022年も継続の意味を込めて、目標にしました。 2021年と同様、週4の筋トレと毎日10000歩は欠かさず行います。
腕の筋肉は良い感じについてきているので、2022年はお腹とお尻を鍛えたいです。
■Mas ilustrucion より描くことを
What : 頭の中にあるアイデアをイラストとして描きだす
How:月1で誰かをイメージして描く
イラレ のテクニック向上が先かもしれませんが、テクニック向上した先にあることは、イラストをさささっと描けるようになることなので、アウトプットしたものにフォーカスすることにしました。
とりあえず、誰かをイメージして描けるようになると、自分のスタイルも決まるようになるのかなと思って、描き続けることにしました。2023年、いや2022年には自分のイラストで仕事が得られるようにもしたいです。
■Mas cuestion より問いを
What : 行動や考えに芯を持たせる
How:「問い」を言語化して、表現に深みを
「How」を定量的にすることができなかったので、できるだけ自分の行動や考えを掘り下げることをします。 UXライティングも同じ。
なぜこの言葉でないといけないのか?なぜこの言葉が使われているのか?ということを「問い」として考えて、矛盾があれば、改善する必要がありますし、一貫性が保たれているのであれば、「なぜ言葉にしたのか」という理由、つまりきちんとした表現ができるようになります。
議論や批判はしたくありません。
でも人の考え方に興味を持って対話をし続けることは意味があります。
2021年のnoteには良いことを書いていました。
お互いを理解し、受け入れられる、そんな世の中にしてみたいなと思いました。
■Menos cosas モノを減らす
What : スーツケース2つ分、その他は売れるもので身を固める
How:服の枚数管理、本は電子、紙は10冊まで
メキシコに来て、4回家を変えました。(うち2回は仮住まいでAirbnb)
思ったことが、ものが多すぎると、考えることが多すぎる。
冷蔵庫が一つあるだけで「どうやって処分しよ〜」、着ない服があるだけで「どうやって持って帰ろう」とキリなく考えてしまいます。
それだったらモノ自体を極限まで減らして、必要最低限のものは揃えて、あとで売ったらいい、という考えに落ち着きました。
モノがあることで執着が生まれます。
壊した時や無くなった時のショックは半端じゃありません。
また買ったらいいという考えではありません。
モノがあることで余計なことを考えないといけません。
そんなことを考えている余裕はありません。
だから、モノを減らすんです。減らす代わりに、考える時間や創る時間を増やす。
■Menos carga ambiental 環境負荷を減らす
What : 環境負荷を与えることを避ける
How:月1で新しいアイデアを出して実行
2021年は家庭内ビーガンを始め、使い捨ての生理用ナプキンの使用をやめました。
野菜もできるだけ食べれるところまで食べたり、生ゴミは乾燥させて捨てるように心がけたりしてきました。
どれだけわたしの行動で、環境にインパクトが与えられるようになったのでしょうか?
正直、わかりません。
また、環境に悪いこともしているかもしれません。
でもどれくらいかわかりません。
企業でも大きな団体でもない、個人のわたしたちは、どれだけ環境にインパクトがあるのか?ということを考える前に、環境に良さそうなこと、悪そうなことを一度考えて観て、行動してみることが一番大事だと考えています。
ということを過去のnoteでも書いていました。自分にできることをストレスなく実行する。
しかし、このままでは環境問題が悪化してしまう。
だからこそ、自分の小さなアクションを自分のポリシーとして、早く実行する必要があると考えています。
2022年は1ヶ月に1つ、新しいアイデアを出して、実行して結果を見てみるということをしてみます。
行動を見直し、何ができるのかを高速で考えて実行する。
ダメだったら、別の行動をトライ。
効果があれば、一生継続。
それくらいの意気込みを全人類が持たないと、地球は自分たちの次の世代につなげられないのかもと思います。
だからやるのです。
2022年の抱負
きれいに目標がまとまったことで、抱負をここで宣言します。
2021年はたくさんインプットをしました。
しかし、何かを誰かに貢献したり、残したりすることはできたでしょうか?
自分のことだけで精一杯で、外にエネルギーを発散することができていないように思えます。
だから、吸収したことを吐き出して、きちんと昇華することまでを抱負とします。
そして、2022年の末には「どれだけアウトカムを残せたか?」ということを自分に問います。
なぜこんな抱負にしたかというと、張り切っているからです。
12月より、コミューンというサービスのUXライターとして関わることになったからです。
会社の1人目のUXライターになるからです。
早くアウトカムとして昇華しないといけない状況でもあるからです。
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ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
しかし、これは第1部であり、第2部「娯楽編」第3部「学習編」と続きます…。興味がある方は引き続き、ご覧ください…。