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父のこと、檜精油のこと、占星術的に

今日、トリートメントで瞑想状態になったのか、終えた後にふと高校生の頃に亡くなった父のことを思い出し、それがとめどもなく溢れて溢れて、これはなんだという気持ちになりました。


父はエンジニアで、ステンレスの開発を担っていて、溶鉱炉の設計などをしていました。それで特許をいくつも取って、戦後の高度経済成長のベースを作っていった自負があったと思います。

今回思い出してみて、父の暮らしぶりは徹底して意識されてたように思います。

きっと、アイデアを生み出すことと、そこから形にするまでの集中力のために、メンテナンスと瞑想的なことに全時間が費やされていた。

もちろんチームワークも必要だから、一匹狼というのではないけれど、人間関係で揉まれて理解しあってそこに学びや課題がある人生というよりは、自分のことに集中するいわゆるイチロータイプ。

淡々と。全ては良い仕事をするために組み立てられた毎日で、仕事のない時は早朝にジョギングをして、近くに借りた畑で野菜を取って、無水調理や玄米、全粒粉などで朝ごはんを作る。様々なスプラウトを育て、力のあるものを食べる。食事の後は自然の中で水彩を描き、自室にこもってそれを仕上げる。

あるものを大事に使い、お金も時間も無駄なことは全然なく、いつも背筋が伸びていて、感情が揺れたり乱れたりしたのも見たことがない。

穏やかで、私たちをたっぷり愛してくれて、でも自分は自分のことをやるから、他の家族も好きなようにと、何か構ってきたり押し付けたり指導したりしてくることは全然なかった。

(ちなみに父はそんな調子で家事などの性役割分担みたいなのもフランクだったので、私の中で女だからやらなくちゃというコードがあまり存在してないです。)


最近私は動画を見たりして、願いを叶えたり人生がうまく運ぶには波動を高く保つことをすると良いんだ、というのを知ったのだけど、

なんのことはない、思い出してみれば父がそういう暮らしでした。

事実、進学や仕事や、自分には無理かもーとか、あれが欲しいのに悔しいとか、頑張れとかそういう雰囲気は皆無で、望んだらその学校には入れるし、欲しいものは手に入るし、やりたいことはやれるし、そこに疑いは一切なく父自身育ってきた感じで、私がごちゃごちゃとためらってると、全く理解できないという顔でポカンとしていました。

私が17歳の時にあっけなく亡くなってしまい、大人として父の別の側面を見ることがないままだったので余計にかもしれないけれど、

そういう意識で丁寧にメンテナンスして暮らせば大概のことは可能なんだ、という何よりのお手本が身近にいたんじゃない。

今週は山羊座から土星(17日)や木星(19日)が次々と水瓶に移動する脱皮の週。

私は太陽含めて山羊に天体が多くあり、いよいよ土星先生が行ってしまう!という最後の最後に、どう生きていくのが良いのか、父が降りてきてくれたような気持ちがしています。

父は月水瓶座、太陽双子座。その2つに6天体集まる風の人でした。

水瓶座時代に向けての私のお手本かなぁ。


(不思議なのは、13日に小1の息子が突然「明日お爺ちゃんの御墓参りに行きたい」と言いだし、私は仕事で行けないけど、夫と行ってくれました。そんなこと急に言い出すなんて…)


父は人として上質で清らかだったなぁ。

あのあり方が美しいということだなぁ。

今、父という人と再び出会ったような気持ちです。


そしてヒノキ。

私の扱っている木曽檜の精油は、みんなその深さに「なんですかこれは⁉︎」と驚くんですが、

不思議とトレンドと言いますか、お客さん生徒さんみんなが「なんですか⁉︎」と感動する時期もあれば、「あんまり香らないね」とスルーされる時期もある。

そして、ここ1〜2週間、このヒノキ精油の感動の広がりがまた高まっているのです。

私は講座やカウンセリングで、この木曽檜は「お父さん」と説明したりします。

ただただ光を受けて真っ直ぐに生きていて、周りにあーだのこーだのしてこないのだけど、その神聖さ清らかさに絶対的な信頼感を覚えて、ああ私もこう生きていこうと側で影響をもらえる。

という説明で。

でもこれを「父」という時、完全に私の父の話をしています(考えてみれば世の中にはいろんなお父さんがいますから)

木曽檜は私の父のイメージなんだ。


息子が墓参りに行きたいと言い出すし、

急に父と出会い直しするし、

木曽檜の感動パワーの広がりが高まっているし、

星の移動のこのタイミングでやっぱり父が来てるかな。

そんなことを思いました。




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