中尾有伽
中尾有伽の写真日記。写真家の方に撮ってもらった写真と、私がその時何を感じたか、どんなことを思ったかなど。写真家の方にも簡単なインタビューをして、撮ってくれているひとは、どんな風なことを考えたり感じたりしながら撮っているのか、とか。書いていきたいと思っています!もっと私のことを知って。あなたのことを、教えてください。
めまぐるしく毎日が過ぎてゆくので、携帯のメモ帳に感じたことや起きたことを箇条書きに日記をつけている、走り書き 展示が終わったらまとめて書きたい 毎日うれしいきもちばかり 新旧出会いの混ざり合い 出会ってきた人たち、大切な人たち 生きてきてよかったよ〜 12日まで写真展やっています よかったら観にきてください 当日入場もできます 後悔させない自信があるので来てください 差し入れはおにぎりにしてください
4/27 仕事終わりに友人の自主公演を観に行った 屋上にある風通しのよい劇場 数年前に私もその劇場で演劇を行ったことがあり、久しぶりに行ってみたかったというのもある やっぱりとんでもなく気がいい場所 淀みが一切ない 建物全体が薄水色で、なんとなく透けている 中に入るとふんわりあたたかい 「あたたかみのある室内」みたいなのって何度も何度も表現されている言葉なんだと思うんだけど、それ以外なんて表現したらいいのかわからないくらい的確 最初に部屋の雰囲気を「あたたかい」といって
4/29 私の脳とこの日記が直接繋がってたらいいのにな 毎秒ごとに頭に言葉が浮かぶ 頭の中で常に私たちがおしゃべりしていることをわかったから、人に話したいことが体感として少なくなった 自分でわかってたらこわいことがあまりない 思考に余白を残すのが私の癖 これはこう!って思ってたとしても、 我ながらいい癖だと思うな 絶対って言葉が好きだ、約束も永遠も それそのもの自体は好きじゃなくても、いくらでも使える言葉 絶対大丈夫だよの魔法は私の中に確かに存在する 不確かだっても
1日中ベッドにいた 今の家に住んでから、1日1歩も外に出なかったことははじめてだ 家を家として認識できはじめてる、まずまずの進歩 外に出るのが億劫で、かなり久しぶりにウーバーイーツで大戸屋を頼んだ 鶏と野菜の黒酢餡、そんなのいちばん好きに決まってるジャンって食べるたびにおもう 思考回路がバグっているので、ご飯を食べるor食べないが数時間単位で入れ替わる 食べ始めてからやっぱり食べたくなかったなって思うときもよくあるんだけど、ご飯を残すのが苦手なので目の前にあればいつでも食
24日朝、ガス点検で起きる 週に1.2回レギュラーであるモデルの仕事にゆく 家からその場所までの自転車での道のりが好きなのだが、雨が降っていたのでバスで向かう バスを待っている間、屋根の下でコンビニのサンドイッチを頬張る コンビニサンドイッチ買う時、いつもミックスサンドを買ってしまう、なんかお得感強いし そんなに好きなものが入ってるわけじゃないんだけどな、あれなんなんだろう お得感がつよいからかもしれない、いろんな味を食べたいという気持ちをたった3つのサンドイッチにも思って
適当なポニーテールにハマっている ぱつんとした前髪が目立ってかわいいから あと、お風呂に入る元気がなくても結んどけば大丈夫なこと、知ってる 入った方がいいことも知ってるんだけど 普段眼鏡をかけているので、前髪の扱いに困る 短くしても前髪ってすぐ伸びる 長いと眼鏡にかかってしまうので流すしかないし、みんなどうしてるんだろうと思う お化粧を落とさないまま寝てしまうから、近頃めっきりしていない こんなに不摂生なのに肌荒れをあまりしないのをよく不思議に思う、親に感謝 スキンケア
酒がマジでうまいことが真理 自分の調子がいいときだけうまい酒の味がある 酒の味なんかよくわかんないまんま、酒を飲みたいときの良さもあるんだけど それでも酒がうまい時っていうのが存在する 貴重 とことん自分のメンタルの波を痛感する 自分でそれを自覚していることが最高 できるできないじゃなくて、知覚がすべて 自分がそういう状態なんだって自分がわかっていることがすべてでしかない だってダメなときなんか山ほどあるし 酒を飲んだから日記をかけないなんてことない どうしようもないとき
4/21 数年前に撮ってもらった写真家さんが個展をやっていたので、これまた数年ぶりに会う同業者の友人を誘ってみにいった 『写真っていうものを自分からなるべく切り離して、ただのイメージとしてみてもらうことに挑戦中』と、何年間も写真を生業にしている人が言っていた 何かを作ること自体いつになっても挑戦なんだなと思うと嬉しくてたまらない 自分が被写体として写っている写真に対して私も、なんとか私と切り離すことができないかと考える というか、写真になった時点で、そこに写る私は私から
家が明るすぎる カーテンは閉め切っているのに、なんだかいつも全体的に明るい 光の神でも憑いているのかと言わんばかり 一人暮らし用でこんなに窓がある家をあまりみたことがない 部屋に大きな窓と小さな窓、トイレにも窓、玄関ドアの上部にも窓だし、部屋に続く廊下のドアもすりガラス いたらいいな、光の神 お昼頃に目が覚めてコインランドリーに行った 土曜日の昼下がり、サラリーマンと思わしき人々がこぞって洗濯をしにきていた 終わるまでの1時間弱、散歩をした 気になっていたパン屋さん
喉が少し痛くて起きた 2.3年風邪というものを引いていない気がする 本当かどうかはわからないけれど、コロナにかかってからな気もする 風邪をひかない代わりに、蕁麻疹が出るようになってしまったが、どちらがいいかって話ではないと思うのだけど 普通に昨日雨に打たれて自転車を漕いだからだと思う すぐお風呂入ったんだけど そんですぐ寝たんだけど 寝る前にめちゃくちゃ考えごとをしてしまう それはすごく自分にとっていい考えごとだから必要 数日前からずっと小さいゴキブリを見逃し続けてる
寝ても寝ても眠い季節、春夏秋冬(私だけなのだろうか) 昼頃から写真展の打ち合わせと撮り下ろし撮影があった 家から30分くらいだったのでまた自転車で向かう (あまりにも遠い場所や置き場所がない以外は基本自転車移動) 今回の写真展の撮影をしてくれている飯田エリカさんと近況報告会をしてから本題にうつる 料理にも言えることだったのだけど、久しぶりにカメラの前に立った もしかしたらもう良い写真は撮れないんじゃないかと怖かった でもそんなことなかった 自分が把握しているよりもも
立ち上がるだけで目がまわる ここのところよくある 昼から仕事だったので無理やり立ち上がっては座り込む、純粋に体力がない なんとか家を這い出て、今日リリースしたカネコアヤノの新譜をこれでもかと爆音でかける 「別に遠くへ行けなくてもいい、最近は」 頭の中で繰り返す 数日前に通った時は満開だった桜が、今日にはもう葉桜になっていた 止まっているわけなんかないけど止まっているつもりになる時もある 仕事が終わり、作業をするためいつものカフェバーに入る 酒なんか絶対飲まない方がい
ここ最近で一番最悪な2日間だった(自分が) しばらく人と会わないようにしようと思った おわり
初めて自ら料理をしようと思ったのは19歳の時だった 母が料理好きだったこともあって、いわゆる「創作料理」「家庭料理」みたいなものがずっと近くにあった 特に記憶に残ってるのは、カレー味のキャベツとウインナーの春巻き、豚の角煮、あとは白米にバターと醤油を垂らすだけでめちゃくちゃ美味しいってこと 余った餃子の皮に、プロセスチーズを包んで揚げるだけのおやつもすごく好きだった 自分が大人になって料理をするようになってから、久しぶりに実家に泊まったときにイタリアン素麺を作ったことを今で
ここのところの睡眠不足を巻き返すために、全てを放り投げて眠ると決めていた 贅沢にセミダブルのベッドを購入してよかった 睡眠は最大の防御と言っても過言ではない 最近はあたたかいし日も当たるので、観葉植物を外に出していたのだけれど、 いつかの大雨の日のおかげでめっきり枯れてしまった 水をあげすぎると枯れてしまう子だった 良かれと思ってやったことが裏目に出ちまう人生、やれやれ でもよく見ると新しい芽が出ていたので、とりあえず受け皿に溜まった水を捨て様子を見る 花屋さんで、どうした
4/12 とても良い気分で眠りについたはずなのに、嫌な夢をみたという感覚だけを持ったまま目が覚めた 知っている人や場所がたくさん出てきたような気がする 「きみは変われないよ」と、誰かに笑われたことだけはっきり覚えていた そんなことはない、と強く思った 夢とまで戦わなきゃいけないの、なんでなんだ でも夢は自分からしか生まれてこないから、いつだって自分と戦ってるってことなんだろう きちんと睡眠時間をとっているはずなのに、身体が重くて、立ち上がると目が回っていて歩けない 仕方な