台湾日記二日目④
屋台や市場で台湾の食のリアルやローカルを、楽しんだので、今度はデパートやビルが並ぶ「街」へ繰り出してみよう!
台湾の食文化の魅力を知るために、今度は街へ繰り出し、露店屋台や個人型の外食店とは違った「飲食店」を視察し、そこから見える「なにか」を求めます
それでは台北101や2019年1月にオープンしたばかりの話題のショッピングスポット「微風南山」Breeze(ブリーズ)などがある、高層ビルが立ち並ぶスポットへ
さっきまで見てきた台北とは全くちがう顔を見せてきた!
されまでの無造作にひしめき合う、それまでの屋台とは、うってかわって統一感のあるコンセプトをもってデザインされたもの。
台湾らしい料理を提供する店舗もありつつも、トルコアイスやハンバーガーといった店舗もありで、まるで日本にいるのかと思ってしまう。
Breezeへin
地下のフードコートや食料品店をウロウロ
やはり台湾らしい料理はありつつも雑多な屋台とは違ったおしゃれで洗練されたお店が立ち並びとてもきれいな空間でした。
その他にも三越などなどぷらぷら。
うん。オッケー、もういいかな🎵移動しよう
次は楽しみにしていスイーツのお店へ行こう
台湾スイーツ「豆花(トウファ)」で素朴の魅力と可能性を知る
今回の旅の目的として「素朴」を五感で感じ、「これからの食」の在り方のヒントになればと考えている。台湾スイーツとして有名な「豆花」。日本人が食べても「なつかしい」や「やさしい」そして「素朴な」といった声をよく聞く。そんなトウファから何を感じるのか?期待が高まる
地下鉄のって、てくてく歩き、お目当てのお店はこちら。
「山水伯豆花(サンシュイボードウファ)」
あ~落ち着く~もう大好きな感じです。
日本語以外、一切の言語を禁止されている私としてはとてもありがたい「オーダーシート」なんて読むのかわからないけど、なんとなく解る、、ような(笑)
迷いつつもオーダーしたのは「緑豆豆花」の氷なしで冷たいやつ。
キタ
うん。素朴極まれり。
いただきます。
うん。素朴極まれり。うまい。うまい、、、、おいしいです。
味を説明するならば
絹豆腐のすごくあっさりしたようなものに、最小限の砂糖で炊き、豆の甘さを最大限に引き出した煮汁と絶妙な柔らかさのその豆。それ以外のなんの説明もいらない。だからこそ一つ一つの丁寧な下ごしらえするシーンが浮かんでくる。
なんだろう?、、、、微妙に感じる塩分の正体は、、、?
自分の涙でした。
ほんとに泣いてしましました。
いや、これは泣かせるための料理じゃないのでしょうが(笑)。
今回の旅のテーマである「素朴」。台湾に来る前からずっとそのことについて考えてました。朝食でいただいた豆乳のスープと卵のパンのようなガレットのようなもの。お昼にいただいた麺。そしてこのトウファ。そのどこのお店でも共通していたのが、料理に対して実直すぎるくらいに一途に向き合っている人の姿でした。「その料理」の「おいしい」に、対して、ただシンプルにやるべきことをする。それはもしかしたらとても時間がかかることかもしれないし、手間暇が、かかるものかもしれない。「素朴でおいしい」という、とても「質素な感想」の中には、たくさんの作る人たちの「愛」がぎっしり詰まっている。トウファを食べた今、なぜ朝からこんなにも心が温かくなっていたのかがわかってきた。食文化の違い、人種の違い、言葉の違い、異国にきて、目新しいものにただ喜んで興奮していたのではない。台湾の料理から「どうぞ」と作る人から「愛」をいただいていたから、こんなにも心に「おいしい」が染みたんだ。料理に限らず、台湾に限らず、人から人へ届くものは愛なんですね。台湾で素朴にくれた愛のお陰で、とても大切な気持ちに気付けました。
うん。ごちそうさまでした。