世界一の幸せ者と課題

夜勤出勤中にnoteを書く日が来るとは思わなかった。土曜の夜だと言うのに、店内はさしずめ雨上がりの空ほどに静かである。雨の影響かはたまた給料日前なのかは分からずだが注文のベルはもう30分ほど鳴っていない。

noteを日記の如く駆使し好人(好きな人、読みははおんちゅ)への一方的な思いをぶつけ続けてきた。1年以上の片想い。
書き始めた頃は行き場のない思いを吐き出すためのコンテンツとして有能だと確信していた。何日でも、何年でも、何十年でも書いてやろう。好きでなくなる日まで、と。思っていた。

そんな状況が、とうとう終わる時が来たようだ。
心して聞いて欲しい、否、見て欲しい。



心して見て!!!!ほんとに!!!!!!



大丈夫そう??心した?心だよ!?、?!?!?




好人が  彼氏になりました。



そうなの〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
すごくな〜〜〜〜い!?!?!?!?!?
あれだけ!!!!あれだけ全ジャンルの人間に無理だ無理だと言われてだよ〜〜!?!?!?!?
すっっごくなあ〜〜〜い!?、?!?!?!


という訳で、好人改め彼氏。
相変わらず私からの暴力的な愛(ヴァイオレンスラヴ)はとめどなく溢れさせ続けている訳だが、一方的では無くそのVL(ヴァイオレンスラヴ)が返ってくる状況となった。
見返りなど要らない、好きで居させてくれれば。なんてことを呪文のように唱え続けた1年。正直に言えば全く実感は湧いていないが、間違いなく私は世界中の誰よりも膨大な幸せを全身で感じている。(ラヴシャワー)

片想いの時間の長さはさほど問題ない。
私の愛が、気持ちが伝わったと言うだけ。本当に心の底から幸せだ。幸甚の極み、という言葉をはじめて使うことになった。
間違いなく、これまでもこれからも彼より好きになる人は現れないだろう。激重の愛を当人に伝えたところ満足気にぷかぷか笑っていた。引かれると思ったのに、どれだけ私への理解が深いんだ彼は。許容範囲が広すぎる。これ以上モテないでくれ。モテては欲しいが、モテないでくれ。


膨大なVLの話は書こうと思えば有り得ない程に書けてしまうのでこの辺りで収めておくとしよう。
かなり、いや人智を超えた幸せと愛を胸に、私は自分の課題を見つけた。

彼の横にいる以上、それに見合うものを身に付けなければならない。
彼は同業だ。私よりも遥か遥か上の立場にいる同業。私はいつかの彼の為に恥をかかせない程の努力をしなければならない。
使命的に綴ったが、決してそれをプレッシャーに思っているだとか、しんどいとかそういう訳では無い。
ただ、確実に目の前に現れた課題。
仕事もそうだし、普段の立ち振る舞いや言葉選び、容姿や人間関係。全てにおいて私は彼の隣で胸を張って歩けるようになりたい。ならねばならない。

嫌われたくないから、という理由では無い。
そんな単調で臆病な物ではなく、これは自らに対するタスクなのだ。人生における彼女としての一大プロジェクト。私はこれを彼に甘えすぎない課題として心に持っておく必要がある。
関係を長続きさせるためではなく、より良い時間を過ごすため。彼を手放す気は毛頭無いのだから。



まあ何はともあれ、今この時だけは浮かれてもいいか。薬物よりも危険な幸せに身を任せて、全ての心地が良い薔薇色の世界を満喫する事は閻魔様の元でも罪にはならないだろう。いや別に徳積んで天国行きますけど。
嗚呼幸せだ、本当に。1億円当たってもこの幸福感は得られない。それは盛ったかもしれない。同じくらいのしあわせ。



まいにちかわいいってゆってね、はおんちゅ!

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