【物録】シスヘル案件
2021年03月初頭。
クラウドファンディングで4年前に申し込んだヘルメット『CrossHelmet X1』が手元に届き。実際にアプリをインスツールして、帽体内蔵のリアカメラの通電状態やスマホ連携をチェックしていく内。
もう既に『被害者の会』が立ち上がってた。
尤も、これは購入サイトが異なることで生じる価格差の問題。もっと大きな問題は…帽体自体が最大ユーザーとなる日本人の頭の形に準拠してないことでした。
【参照URL】BAPE布教とmotoブログの大家、Ryusei Sakaue先生の動画。
【参照URL】中古車販売ホワイトベースの二宮祥平先生の動画。
ヘルメットを被って走ってると…お経を唱えられている孫悟空の如く。ギリギリとこめかみに激痛が走る。
さらに、リアカメラのHUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ:透過式)もエラく上部に取り付けてあり…貞子並に目線を上げなければモニターできない…。(大笑)
ヘルメットの中で極度の上目遣いで後方を確認中、こめかみを締め付けられる状態。。
両先生曰く「だめだな!こりゃ!」的な。
大した散財でございましたが、最先端とはそういうものなのよね。おとなしく、SHOEIのシステムヘルメットに移行したのは云うまでもございません。
で。
当該ヘルメットSHOEI NEOTECⅡには無線BluetoothユニットとしてSENA社SRL2が出されております。SHOEIが出してなくて…SENA社が出しているというところが普通と違うんですね。
NEOTECⅡが60k円から70K円。無線ユニットSRL2が30k円(海外版だと19k円)。今日日、バイクのヘルメットホルダーにぶら下がってるモノが100k円もしてるというのは…通常の経済観念だと、あり得ない話だと思います。
ロングツーリングや電話に走行中応対しなければならない局面というのはそうそうないけど、それでも必要とされるときはあるヒト向け、という事で。
個人的事情でいくと、まぁ…必要なワケです。
ヘルメット内にスピーカーを仕込んで走ると…走行中に電話で通話ができます(マイクがあれば)。で、音楽聴ける。そして大事なのは「ナビ音声」を聴取することができるのです。
専用設計なので、余分に耳を圧迫することもなく(NEOTEC側で帽体をスピーカー設置前提でくり抜いてございます)。無線ユニットもまた同じく頸椎側に納める専用の位置があり。至れり尽くせり。
SENA用の専用スマホアプリもきちんと充実しております。
クロスヘルメットの場合は…それらを全部ひっくるめて、専用アプリで管理できるのがウリだったんだけど。結局コケちゃったからねぇ。(今でも月々、アプリの機能追加やらファームウェアのお知らせは届いておりますが)
餅は餅屋…いそがばまわれ。(合掌)
すでに何度か試走はして…インカム、音声(ラジオ・スマホ・ナビ音声)チェックも良好でした。
これまで、長いことARAI先生にお世話になってきたzenには、初めてのSHOEIヘルメットとなりました。
ドンキホーテ先生とサンチョパンサ君。じゃ…行こうかね。