見出し画像

【読録】LIFEでGo

飯島奈美さんといえば…「かもめ食堂」をはじめとするフードスタイリストとして著名な方。イメージに深く残るのは「深夜食堂」だけど、初見は「かもめ食堂」だったんだな…と改めて思い至る。

2006年公開か。。小林聡美もいい年齢だな…離婚前でしたか。

糸井重里御大のHP「ほぼ日」を時々眺めてて本作「LIFE」三部作は一度求めて家人に売られ、また求めたという曰く付きの本。

画像1

《LIFE-01》
01-ナポリタン
02-バタートースト・ハムエッグ
03-いなり
04-鶏唐揚げ
05-ホットケーキ
06-サンドイッチ
07-ハンバーグ
08-ちらし寿司
09-ミートソース(パスタ)
10-カレー
11-プリン
12-生姜焼き(豚)
13-オムライス
14-てんぷら
15-おはぎ
16-おむすび
17-サバ味噌
18-炊き込み御飯
19-ロールキャベツ
20-豚汁
21-グラタン
22-親子丼

1stだけで22品目、きちんと分量を違わずに作れば。本の通りの味ができあがることが指示されている。目分量とか、テキトーとか、大体…とかではなく。一度はきちんと指示された分量で作ることを薦められている。

本は大体で、あとは適当。これをイチバン戒めているところが好ましい。

崩すのも、自分なりのレシピを見つけるのも「本道」を経験してからでなければそのバリエーションは広がらないのね。いわば、やっつけ仕事になるわけだ。糸井御大が好んで指示しそうな展開です。

いや、あくまで著者は飯島さんでした。(失敬)

画像2

さて。
本日はフードプロセッサーを相変わらず使ったキーマ・カレーを作ってみる。(おい、LIFEどうした、LIFEはよ)

合い挽きの挽肉は使わず…。
今回は「魚のミンチ(スケソウダラ100%)」を起用。

画像3

タマネギ1個・ニンジン1本をフープロで粉みじんにして丼に移す。小鍋を用意して野菜を投入(この時点では、まだ水を入れない)。

で、ミンチ先生にご登場願うわけだが。ミンチ先生は冷凍庫に入っていたままのものを起用する。袋を開け、凍ったままのミンチを適当に(!)割りながら鍋に入れる。

この時点で鍋にはみじん切りのニンジンとタマネギが中火で温められて30秒ぐらいの状態で、その上に氷付けの魚ミンチがのっかった状態。

コップ1杯の水を入れ、白だし(だし道楽)を大さじ2杯。フタをしてミンチ先生がとけるのを中火にして待つ。

画像4

5分程度でグツグツ音がし始めたら、キーマ・カレーのルーを投入。箱でいえば1/2箱分、4ブロックを入れてまたフタをする。(ときどき溶かしがてらフタを開けてはお玉でかき回す)

弱火で35分温めて味を調え、できあがり。

粗熱をとってタッパー2ヶにとりわけ、こいつは冷凍庫に入れて保存食。キーマカレーは普通のカレーと違って冷凍保存を解凍しても、ジャガイモにスが入ったり。味が損なわれることがないのでとても便利。

画像5

御飯だけでなく、パスタソースにもなるのはまさに有難い…んだが。みなさん、これ。(鍋の中)見ると分かると思うんですけど。なんかねぇ、魚ミンチの色味?がさ。別なモノに見えて仕方なかったのよね。(ぷ)

やっぱさぁ…。
素直にシーチキン入れときゃよかったです。後悔先に立たず。(;´Д`)

画像6

つくづく思いました。
前々から考えてはいたことですけど。「LIFE」をバイブルとして…きちんと料理に向き合わなければならないという必然性について。明日からちゃんとしようと思います。

LIFE、こちらでも販売中です。よろしければどうぞ。

料理はねぇ…やっぱ愛情だと思いたい。(笑)

世の女性諸氏はだよ、毎日何を献立るかに関して。なみなみならぬ労苦を重ねておられるんです(お財布と相談しながら)。

頭が下がります。(合掌)