【紀行】常清滝(三次市)
常清滝は、広島県三次市作木町下作木にある滝。1990年4月に、広島県で唯一日本の滝百選にも選ばれている。江の川の支流、作木川のさらに支流にかかる滝である。
周りはうっそうとしたケヤキ、アベマキ、コナラを主とした落葉広葉樹で覆われ広島県の自然環境保全地域にも指定され緑と渓流の美しい環境が保たれている。
《 from Wikipedia 》
龍頭ヶ滝でもふれましたが、広島県下には「日本の滝百選」でのエントリーがこちら常清滝のみ。
駐車場からの距離もそこそこあることと、秋も春もなかなかに風情のある場所ゆえ、観覧者には事欠きません。まぁ…ただ。ヘビ・ハチ・熊、とちょっと分け入れば危険にもさらされます。
遊歩道のつづら折れ。渓流の流れがサワサワと、心地よい風など運んでくれています。
徒歩で20分ぐらいでしょうか…轟然というイメージではなく。「ぱっ!」と目の前が開けたら、目に飛び込んでくるイメージの常清滝でした。
瀑布、三段に分かれ。上が「荒波(アラナミ)」、中が「白糸(シライト)」、下が「玉水(タマミズ)」と名付けられております。
こちらが「アラナミ」。
こちらが「シライト」から「タマミズ」。
どこの滝もそうそう(三段とかに)分かれているワケではないんでしょうけど。言っちゃえば言える命名内容。
今回は、2020年初頭に発売されたOLYMPUS OM-D EM-1 Mk3を梅レンズ12-200mm・一部Proレンズ広角7-14mmとか引っ替えながら撮ってましたね。
この滝は縦構図にしても、滝前から滝上までを一枚に収めるために…20mm相当の画角が必要になります。(引けば24mmでも入りますが)水を流す為にはシャッタースピード1.5秒は稼がねばなりません。
NDフィルター忘れてきたワケですけど…Mk3からの機能「ライブND」で難なくイメージ通りの流れは表現できた記憶アリ。
途中の渓流部分でも「ライブND」で遊びながら滝前まで赴きました。
2020年の八月末に行われたCANON EOS R5の発表でOLYMPUS機材はそっくりそのままEOS Rシステムに変わってしまったわけですが。持ち運びや機能性から言っても、十分使えるシステムでした。
明暗に関して…マイクロフォーサーズ・フォーマットは不利と云われる事がありますけど。ISO6400程度まで許容できれば、スチル(静景)撮影の現場なら、さしたる問題も感じないんですよね。
望遠400mmで引きつけたことを除いても、背景けっこうボケますし。
「いずれにしても…撮りに出る機会をなにかといっては作ることの方が至上命題なんだよな」とおもいつつ、家路についた常清滝でございました。
写真は、機材より機会。。撮らなきゃね。(笑)