【紀行】はくちょう(松江市)
時節柄…。
風評に負けず、きちんと運行の『宍道湖遊覧船』。
水深最深部でも6mなのでそちらは不安要素ではないものの…周辺平野部や山塊からのタンニン溶込で、水は緑っぽく濁っております。
宍道湖七珍。
スズキ
モロゲエビ
ウナギ
アマサギ(ワカサギ)
シラウオ
コイ
シジミ(ヤマトシジミ)
この中で食べたことないのは…モロゲエビぐらいかな、と考えてみるに。玉造温泉とかに泊まれば朝夕食で大概、エビが出てたな。。
全部食べてんじゃん。
…と、そんなことを思いつつ出航でございます。
宍道湖遊覧船は宍道湖に注ぎ込む簸川側からではなく…(左手島根側から)宍道湖→大橋川→中海→日本海(鳥取米子側)のうち。大橋川から宍道湖本湖に出て戻ってくる周遊コース。
大橋川に浮かぶ中州には船での往還しか叶わない場所…もあり。中州に私設桟橋が張り出した奥には、猫屋敷がございます。
ん?
橋の下には「この世界の片隅」にて著名なあの鳥も。
松江大橋を抜けて宍道湖上に出ると…嫁が島が見えて参ります。
船上から見ると、見慣れた松江の市街地もなかなかに趣が変わります。
都市然とした町中に「造り酒屋」とか、老舗旅館とかがあったりするのは。日本全体の景気動向にあらがうローカル・ルールに護られてるイメージ…漂って参ります。
地方の理屈…みたいのって、色んな意味で必要です。(維持する皆さんは大変だろうと思うのです)
船上では1時間程度のクルーズということで、宍道湖本湖に出てからはさすがに肌寒く、キャビンに入って珈琲など戴きつつ…。
周遊料金、おとなお一人1500円也。
これが、高いか安いか。
旅はねぇ…。
「どこに行くか、ではなくて。誰と行くか」ここがポイントです。(笑)